シュタウディンガー(英語表記)Staudinger, Franz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュタウディンガー
Staudinger, Franz

[生]1849.1.15. グロースゲラウ
[没]1921.11. ダルムシュタット
ドイツの社会主義哲学者。社会主義の立場から倫理学を考究した。主著『倫理の経済的基礎』 Wirtschaftliche Grundlagen der Moral (1907) ,『政治の文化的基盤』 Kulturgrundlagen der Politik (14) 。

シュタウディンガー
Staudinger, Hermann

[生]1881.3.23. ヘッセン,ウォルムス
[没]1965.9.8. フライブルク
ドイツの化学者。 1903年ハレ大学で学位取得後,シュトラスブルク大学助手 (1903) ,カルルスルーエ工科大学教授 (07) ,チューリヒのスイス連邦工科大学教授 (12) ,フライブルク大学教授 (26~51) ,同大学高分子化学研究所所長 (40) 。ケテンを発見,その自動酸化,重合イソプレンの重合,スチレン,イソブチレン,酢酸ビニルなどの重合の研究などを通し,今日の付加重合による高分子化学の基礎を築いた。高分子が低分子量の分子の集合体でなく巨大分子そのものであることを初めて明らかにした。しかし,その主張が学界の総反撃を受け,認容されるまで数年を要したことは有名である。高分子物質溶液の粘度と分子量との関係式を見出した。 53年ノーベル化学賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

シュタウディンガー

ドイツの化学者。カールスルーエおよびスイス連邦工科大学教授を経て,1926年フライブルク大学教授。1951年同大学高分子化学研究所長。1905年ケテン(ケトン基に二重結合した炭素原子をもつ一連の化合物)を発見。その後,高分子化合物の基礎研究に移り,ゴムの研究から高分子化合物の鎖状分子構造を明らかにし,高分子溶液の粘度と分子量の関係式を見いだすなど,今日の高分子化学およびその工業の基礎を築いた。1953年ノーベル化学賞。
→関連項目化学繊維合成樹脂

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世界大百科事典 第2版の解説

シュタウディンガー【Hermann Staudinger】

1881‐1965
ドイツの有機化学者,高分子化学者。新カント学派の哲学者フランツ・シュタウディンガーFranz Staudinger(1849‐1921)の息子。ウォルムスに生まれ,1903年ハレ大学で学位を得,チューリヒのスイス連邦工科大学(1912‐26),フライブルク大学(1926‐51)の化学教授を歴任,51年高分子研究所長となった。はじめにケテン類の研究で名をなし,次いで行ったイソプレン研究から重合物の構造に関心を深め,1920年ゴム,ポリスチレンなどのポリマーが鎖状の大分子からなると発表,2年後にこれを〈巨大分子Makromolekül〉と名づけた。

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大辞林 第三版の解説

シュタウディンガー【Hermann Staudinger】

1881~1965) ドイツの化学者。高分子物質が長い鎖状の分子からなることを明らかにし、その溶液の粘度と分子量との関係式を見いだし、高分子化学の基礎を築く。

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367日誕生日大事典の解説

シュタウディンガー

生年月日:1849年1月15日
ドイツの社会主義哲学者
1921年没

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