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シュペルビエル シュペルビエル Supervielle, Jules

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュペルビエル
シュペルビエル
Supervielle, Jules

[生]1884.1.16. モンテビデオ
[没]1960.5.17. パリ
フランスの詩人,小説家,劇作家。バスクフランス人の両親と早く死に別れ,パリに出て学び定住したが,しばしば生国ウルグアイにも滞在した。詩人としてはラフォルグラルボーの影響を受け,伝統的な韻律形式をより柔軟なものとした。

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百科事典マイペディアの解説

シュペルビエル

フランスの詩人,小説家,戯作家。南米ウルグアイのモンテビデオ生れ。南仏出身の両親と死別し,のちパリに出て,ラフォルグの影響で詩作を始め,《悲しきユーモア》(1919年)で注目される。

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世界大百科事典 第2版の解説

シュペルビエル【Jules Supervielle】

1884‐1960
フランスの詩人。裕福な移民の子として南米ウルグアイの首都モンテビデオで生まれたが,生後まもなく孤児となり,親族に育てられてパリ大学を卒業。この境遇と,南米の広大な草原や大西洋横断の体験,心臓の持病などから,独自の空間感覚と存在論的な孤独感を身につけ,これを素朴で新鮮な語法によって,幻想的な詩に定着させた。代表的な詩集には《万有引力》(1922),《無実の囚人》(1930),《未知の友だち》(1934),《世界の寓話》(1938),《忘れがちの記憶》(1949)などがある。

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大辞林 第三版の解説

シュペルビエル【Jules Supervielle】

1884~1960) フランスの詩人。モンテビデオ生まれ。定型詩と自由詩を駆使し、宇宙的・神秘的世界を作りあげた。詩集「万有引力」「悲劇的な肉体」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュペルビエル
しゅぺるびえる
Jules Supervielle
(1884―1960)

フランスの詩人。南米ウルグアイの首都モンテビデオに生まれる。両親は南フランスのピレネー地方の出身で、彼が生まれてまもなく急死したため孤児となり、ウルグアイで牧場や銀行を営む裕福な伯父の手で育てられ、パリ大学文学部卒業後、ゆとりのある文筆生活を送った。処女詩集は『過去の霧』(1900)だが、詩人として注目を浴びるのは第一次世界大戦後のことで、詩集『桟橋(さんばし)』(1922)、『万有引力』(1925)、『無実の囚人』(1930)、『未知の友だち』(1934)など、代表作を相次いで世に送った。
 シュペルビエルはどの流派にも分類しがたい、独自の幻想的な詩風にたつ詩人とされており、シュルレアリスムに近い要素をもちながら形而上(けいじじょう)的な要素をも秘め、とくに1930年代後半から40年代にかけては巨匠としての尊敬を受けた。ウルグアイで広大な自然のなかに育った経験が、宇宙的な感覚をもつ初期の自由詩に野性的な鼓動を伝えているが、のちしだいに人間存在の根源を見つめて、独特の存在論的主題を結晶させるに至った。詩集『世界の寓話(ぐうわ)』(1938)、『夜に捧(ささ)ぐ』(1947)、『忘れがちの記憶』(1949)、『誕生』(1951)などがそれである。ほかに『大草原の男』(1923)、『人さらい』(1926)、『日曜日の青年』(1955)などの長編小説、傑作短編集『海原(うなばら)の娘』(1930)、『ノアの方舟(はこぶね)』(1938)、戯曲『ねむり姫』(1932)などがある。[安藤元雄]
『堀口大学訳『シュペルヴィエル詩集』(新潮文庫) ▽安藤元雄訳『シュペルヴィエル詩集』(1982・思潮社) ▽嶋岡晨訳『日曜日の青年』(1973・思潮社) ▽堀口大学訳『ノアの方舟』(1977・青銅社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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