シュールレアリスム(その他表記)〈フランス〉surréalisme

デジタル大辞泉 「シュールレアリスム」の意味・読み・例文・類語

シュールレアリスム(〈フランス〉surréalisme)

20世紀を代表する芸術思潮の一。1924年に刊行されたブルトンの「シュールレアリスム宣言」に始まる。ダダイスム思想を受け継ぎつつフロイト深層心理学の影響を受け、非合理的なものや意識下の世界を追求、芸術の革新を企てた。ブルトンのほか文学アラゴンエリュアール美術エルンストミロダリなどが代表的。超現実主義シュールリアリズム。シュール。

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精選版 日本国語大辞典 「シュールレアリスム」の意味・読み・例文・類語

シュール‐レアリスム

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] surréalisme ) 理性支配を脱して、非合理なものや意識下の世界を好んで表現する絵画、詩などの芸術革新運動。第一次世界大戦後のフランスで、ダダイズムにつづいて起こり、フロイトの潜在意識リビドーの理論、未開の心理、精神病者知覚などをとり入れている。詩人ではフランスのブルトン、アラゴン、エリュアール、画家ではアルプ、エルンスト、キリコ、ダリなどの作品に代表される。超現実主義。〔モダン用語辞典(1930)〕

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旺文社世界史事典 三訂版 「シュールレアリスム」の解説

シュールレアリスム
surréalisme (フランス)

第一次世界大戦後,ダダイスムに協力していたフランスの詩人ブルトンの「シュールレアリスム宣言」刊行によって始まった新芸術運動。「超現実主義」と訳す
ブルトンは「宣言」の定義で「理性によるいっさいの制約,美学上,道徳上のいっさいの先入観を離れた,思考の書きとり」と記している。フロイトの影響を受け,精神に内在する夢ないし潜在意識の世界を探究して,未知の美や真実を発見しようとした。ほかに詩人のアラゴン,画家のピカソ・エルンスト・ダリらが代表者である。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「シュールレアリスム」の解説

シュールレアリスム

超現実主義

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