しんざん

精選版 日本国語大辞典 「しんざん」の意味・読み・例文・類語

しん‐ざん【神

  1. 〘 名詞 〙 ( 「」は、けずる、うがつ意 ) 神が自然をけずりうがつこと。自然のすばらしい景観をいう。天工
    1. [初出の実例]「滊笛咽(むせ)びて輪響と乱れ、軌道を滑転し、穏眠中に絶壁を穿ちて、背後に馳出るは、実に神鬼工を欺く」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔元好問‐天涯山〕

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百科事典マイペディア 「しんざん」の意味・わかりやすい解説

シンザン

競走馬。1961年北海道浦河町松橋吉松牧場生れ。父ヒンドスタン,母ハヤノボリ。1963年京都競馬場の新馬戦でデビュー。1964年4歳時に皐月(さつき)賞,日本ダービー菊花賞三冠,1965年秋の天皇賞有馬記念を制して,史上初の五冠馬となる。通算成績19戦15勝(総収得金額6021万9700円)。1966年現役引退。1996年5月3日競走馬として最長寿記録達成(当時)。同年7月13日死亡。→競馬

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デジタル大辞泉プラス 「しんざん」の解説

シンザン

1961年生まれの日本の競走馬。牡馬(ぼば)。戦後初のクラシック三冠馬。ほか宝塚記念、天皇賞(秋)、有馬記念で優勝。1964年・1965年の年度代表馬となる。種牡馬としても二冠馬ミホシンザンなどを輩出し、1984年には顕彰馬に選出。1996年没。重賞、シンザン記念に名前を残す。

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普及版 字通 「しんざん」の読み・字形・画数・意味

【深】しんざん

深くかくれる。

字通「深」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内のしんざんの言及

【競馬】より

…このうち皐月賞,ダービー,菊花賞の3レースを制した馬を三冠馬と呼ぶが,これもイギリスで2000ギニー,ダービー,セントレジャーに優勝した馬をトリプルクラウン・ホースというところからきている。イギリスではすでに70年のニジンスキーまで15頭の三冠馬が出ているが,日本では1941年セントライト,64年シンザン,83年ミスターシービー,84年シンボリルドルフ,94年ナリタブライアンの5頭だけである。また有馬記念はファン投票,推薦委員会の推薦により出走馬が選出されるもので,1956年に中山グランプリの名で創設され,第2回からその年に死亡した日本中央競馬会第2代理事長有馬頼寧の名をとって改称された。…

※「しんざん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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