ジョン(英語表記)Elton John

デジタル大辞泉 「ジョン」の意味・読み・例文・類語

ジョン(John)

[1167~1216]英国王。在位1199~1216。対仏戦に敗れて大陸内英領の大半を失い、ローマ教皇インノケンティウス3世からは破門され、さらに重税を課したため貴族の離反を招いて1215年マグナカルタ大憲章)を承認欠地王

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精選版 日本国語大辞典 「ジョン」の意味・読み・例文・類語

ジョン

  1. ( John ) イギリス国王(在位一一九九‐一二一六)。ヘンリー二世の末子あだ名は欠地王。一二〇四年フランス王フィリップ二世と争いフランスにおける所領の大半を失い、続いて教皇インノケンティウス三世と対立して破門された。その結果国土を教皇に献じ、改めて封土として受けた。一二一五年マグナ‐カルタに署名。(一一六七‐一二一六

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改訂新版 世界大百科事典 「ジョン」の意味・わかりやすい解説

ジョン
Elton John
生没年:1947-

イギリスのポップ・シンガー,ピアニスト作曲家。少年の頃から小さな酒場のピアニストとして働きながら音楽学校に通い,卒業後はブルース歌手の率いるバンドでオルガンを弾いた。作詞家を志すB.トーピンと知り合って作曲に励み,合作した《レディ・サマンサLady Samantha》をジョンが歌って,1969年にシングル盤で発売。続いて初のLP《エンプティ・スカイEmpty Sky》を出して名声を獲得した。初めは,ピアノを弾きながら抒情的に歌うスタイルで,作品も格調の高いものが特徴だったが,たびたびアメリカに公演してファン層が広がるにつれ,作曲も大衆の好みに合わせる傾向が強まり,コンサートでの派手なアクションや奇抜な服装を売物とするようになった。97年には,ダイアナ元皇太子妃の葬儀で《キャンドル・イン・ザ・ウィンドCandle in the Wind》を歌い,その曲のシングルCDは空前の大ヒットとなった。
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百科事典マイペディア 「ジョン」の意味・わかりやすい解説

ジョン

英国の画家ロンドンのスレード美術学校卒業後パリに遊学し,19世紀フランス絵画の影響を強く受けた。ロイド・ジョージ,G.B.ショーなど名士肖像を描き,手堅い素描力と鋭い性格描写を示した。

ジョン

英国のロック歌手,作曲家,ピアノ奏者。1968年ソロ・デビュー。米国に活動拠点を置き,1972年の《ホンキー・シャトウ》からアルバム7枚が連続で全米ヒットチャート1位を獲得,トップ・スター地位確立,1970年代を代表するポップ・シンガーとなった。軽快なロックンロールとバラードの両方を得意とし,奇抜なファッションでも有名。1980年代以降もコンスタントに作品を発表し続けている。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ジョン」の解説

ジョン【(朝鮮)】

朝鮮料理の一つ。野菜・肉・魚介類などに小麦粉と溶き卵をつけ、油で焼いたもの。または、小麦粉を水で溶いた生地に具材を混ぜ、お好み焼きのように平たく焼いたもの。後者では、ねぎを用いた「パジョン」が代表的。◇後者のタイプは「チヂミ」ともいう。

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367日誕生日大事典 「ジョン」の解説

ジョン

生年月日:1167年12月24日
イングランド王(在位1199〜1216)
1216年没

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