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スイフト すいふとSwift(SWIFT)

知恵蔵の解説

スイフト

ガンマ線バーストの正体を解明する目的で米航空宇宙局(NASA)が2004年11月に打ち上げた、多波長ガンマ線バースト天文衛星。名前は「迅速な」という意味の形容詞と、飛翔性の高い鳥「セイヨウアマツバメ」を兼ねた名称。現在、ガンマ線バーストの観測は、X線・ガンマ線衛星天文台、Beppo SAXなどがバーストを検出すると世界中の天文台に通報され、追尾観測が行われている。しかし地上の天文台では天候に左右されるなど、必ずしも迅速に対応できない。Swiftのように1つの人工衛星で発見から追尾観測までできる望遠鏡は、極めて重要。

(谷口義明 愛媛大学宇宙進化研究センターセンター長 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

スイフト

スズキが2000年から製造、販売している乗用車。5ドアの小型ハッチバック。海外向けに3ドアハッチバック、4ドアセダンなどのモデルがある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スイフト
すいふと

資金決済などに必要な金融情報を安全かつ迅速に通信できるよう運営している国際協会。正式名称は国際銀行間通信協会で、英語名のSociety for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの頭文字をとってSWIFT(スイフト)とよばれる。swiftという英単語には「快速の」「即座の」などの意味があり、膨大な国際決済業務を「速やかに」処理するという意味も込められている。1973年に世界各国の金融機関が出資して設立した協同組合組織で、本部をベルギーの首都ブリュッセル近郊のラ・ユルプに置く。2012年10月時点で、世界212か国・地域の1万を超える銀行や証券会社に、国際金融取引のインフラである通信網を提供し、送金、外国為替、証券取引、デリバティブに伴う金融情報の通信を担っている。金融機関だけでなく、国際的に活動する事業会社も利用している。安全で迅速な通信に欠かせないコンピュータや機器を扱う企業の認定のほか、取引様式やデータ処理の共通・標準化、通信料金の引下げなどに取り組んでいる。なおスイフトは国際条約に基づく機関ではないため、ベルギー国立銀行が首席監督機関をつとめ、主要10か国の中央銀行と協力して監督している。
 経済のグローバル化に伴い、スイフトが提供する送金などの通信量は2011年に44億件と、10年前の3倍に膨らんだ。今後、世界経済に占めるアジアの比重が高まるにつれ、アジアでの金融通信網整備が課題となる。なおスイフトは世界最大級の国際金融会議「サイボスSibos」を毎年主宰しており、2012年(平成24)には日本で初めての会議を大阪市で開催した。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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