スターリングエンジン(英語表記)Stirling engine

百科事典マイペディアの解説

シリンダー中のガスを外部から加して,ガスの膨張仕事をピストンによって機械仕事に変換する外燃機関。1816年スコットランドのR.スターリングが特許を取得。多種の燃料が使え,低騒音・低振動,排気ガスの清浄化が容易などの特長をもつ。日本をはじめ米国,スウェーデンなどで開発が進められているが,実用化には至っていない。
→関連項目内燃機関熱機関

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世界大百科事典 第2版の解説

シリンダーに入れたガスを外部から加熱して膨張させ,仕事を得る外燃機関。原理的には,同じ温度範囲で作動するカルノーサイクル熱機関と等しい熱効率をもつため,夢のエンジンといわれてきた。1816年にスコットランドのスターリングRobert Stirling(1790‐1878)が特許を得て以来,19世紀の終りまでは,空気を作動流体とする簡便で安全なエンジンとして,蒸気機関と並んで結構実用されていたが,ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど,いわゆる内燃機関の出現,実用化とともに,いつのまにか姿を消してしまった。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (Stirling engine) シリンダー内に水素・ヘリウムなどの気体を封入し、外部から加熱・冷却を繰り返してピストンを作動させるエンジン。熱効率が高く、排ガスが清浄化しやすい。イギリス人、R=スターリングが一八一六年に考案したもの。

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