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ステアリン stearin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ステアリン
stearin

牛脂や綿実油などを冷却,圧搾して液状物を除いた固脂。このほかに次の3つについても単にステアリンという場合がある。 (1) トリステアリン 化学式 C57H110O6 。グリセリンのトリステアリン酸エステルで,無色の結晶。融点はβ体で 71.5℃,β' 体で 65℃,α体で 54.5℃。 (2) ジステアリン 化学式 C39H76O5 。グリセリンのジステアリン酸エステルで,置換位置によって2種存在する。 (3) モノステアリン 化学式 C21H42O4 。α体とβ体がある。

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大辞林 第三版の解説

ステアリン【stearin】

ステアリン酸のグリセリド。工業用ステアリンとして普通に得られるものは、ステアリン酸とパルミチン酸の混合グリセリド。

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世界大百科事典内のステアリンの言及

【ステアリン酸】より

…工業的には,天然油脂を水素添加により硬化し,それを加水分解して得た脂肪酸混合物から蒸留などによって分離される。工業用のステアリン酸と呼ばれるものにはステアリン酸を主成分とする固体脂肪酸で,パルミチン酸その他の高級脂肪酸を含むものがあり,ステアリンと呼ばれることもある。用途としては,ゴム工業用滑剤など,プラスチック工業における塩化ビニル樹脂の安定剤,可塑剤など,洗剤,乳化剤,セッケン,グリース,ろうそく,バニシングクリームに代表される化粧品など,多くの製品の原料に用いられる。…

※「ステアリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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