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ストーニー George Johnstone Stoney

大辞林 第三版の解説

ストーニー【George Johnstone Stoney】

1826~1911) アイルランドの物理学者。スペクトル線と原子内の振動についての解明に努め、原子構造について重要な考察を行なった。電気分解におけるイオン帯電量を計算して電気素量の存在を主張、これにエレクトロンと命名。

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百科事典マイペディアの解説

ストーニー

アイルランドの物理学者アイルランドのクイーンズ・カレッジ教授(1852年―1882年)。スペクトル,気体論を研究,分子のおおよその大きさを決定(1867年)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ストーニー【George Johnstone Stoney】

1826‐1911
イギリスの物理学者。アイルランドの地主の家に生まれ,1848年ダブリンのトリニティ・カレッジを卒業。52年ゴールウェイのクイーンズ・カレッジ教授,57年ダブリンのクイーンズ・カレッジ教授。74年電気分解のイオンの帯電量を計算し電気素量の存在を主張,のちこの素量を〈electron〉と名づけた。スペクトル線と原子内の振動状態の関係の研究,ケルビン,J.ロシュミットに先だった分子の大きさの概算などの研究もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストーニー
すとーにー
George Johnstone Stoney
(1826―1911)

アイルランドの物理学者。ダブリンのトリニティ・カレッジ卒業後、1852年ゴールウェー(アイルランド)のクィーンズ・カレッジ教授。分子論的スペクトル研究などを経て、1873年以後、大英科学振興協会の「単位の選択と命名に関する委員会」に参加。1874年同協会ベルファスト大会で「自然の物理的単位について」と題する報告を行い、そのなかで電気素量の考えを提起、のちにそれをエレクトロン(電子)とよぶことが提唱された。[宮下晋吉]

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世界大百科事典内のストーニーの言及

【電子】より

…さらに陰極線は陰極をつくっている物質や,放電管内の気体の種類に関係なく同じ性質をもつことから,1897年J.J.トムソンにより,陰極線の粒子はすべての原子に共通に含まれる基本的な粒子であると結論され,この粒子に電子の名が与えられた。ただしエレクトロンの名は,1891年G.J.ストーニーが,自然界に存在する電荷の量はある量(電気素量)より小さくは分解できないことを見いだし,この電気素量に対して命名したものである。 電子の本質は質点ではなく波動であり,電子が波動性を示すことは,1923年ド・ブロイによって仮説として提唱され,27年アメリカのデビッソンClinton Joseph Davisson(1881‐1958)らが,ニッケル結晶面による電子線の回折現象を発見したことで実証された。…

※「ストーニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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