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スナドリネコ スナドリネコFelis viverrina; fishing cat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スナドリネコ
Felis viverrina; fishing cat

食肉目ネコ科。体長 70~80cm。毛はあらく,体色は灰色または灰色を帯びた黄褐色の地色に,茶褐色の鮮かな斑紋がある。体はがんじょうで,前後肢はやや短い。泳ぎがうまく,魚のほか,淡水の貝類,カニ,カエルなどを捕食する。和名は魚をとる意味の「漁 (すなど) り」に由来するものらしい。インドインドネシアミャンマー,タイ,マレー半島に分布し,マングローブなどの沼沢林や水辺の草原にすむ。

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知恵蔵miniの解説

スナドリネコ

食肉目ネコ科に属するほ乳類。体長60~85センチ、尾の長さ20~32センチ、体重5.5~8キロ。南アジアから東南アジアにかけて沼地や川辺の森林地帯を中心に生息している。毛は短く灰褐色、全身にやや細長い黒斑が並ぶ。尾は太く、耳は短く丸い。食べ物として特に魚を好み、前足で魚を捕り泳ぎも得意なため「漁り猫」(スナドリネコ)の和名がついている。近年、生息地の環境変化により生息数が激減しており、国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価で絶滅危惧種(EN)としてレッドリストに指定されている。2015年3月に三重県鳥羽市鳥羽水族館オープンする新ゾーン「奇跡の森」にて、スナドリネコが水族館で初めて展示される予定となっている。

(2015-1-6)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スナドリネコ
すなどりねこ / 漁猫
fishing cat
[学]Prionailurus viverrinus

哺乳(ほにゅう)綱食肉目ネコ科の動物。インドから東南アジアの水辺の森林ややぶ地に生息する。ベンガルヤマネコに近縁であるが大形で、体長70~85センチメートル、尾長25~32センチメートル、体重8~14キログラムに達する。[今泉忠明]

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