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スマラン Semarang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スマラン
Semarang

インドネシア,ジャワ島中部,ジャワ海にのぞむ港市ジャワトゥンガ州の州都。多数の小河川が流れる肥沃な平野を後背地として,ジャワ島第3の港を擁し,ゴム,砂糖,コーヒー,タバコ,チーク材などを輸出する。ガラス,靴,電器部品,織物などの軽工業も行われる。商社や汽船会社の建物が並び,郊外には美しい住宅街がある。住民には中国人,ヨーロッパ人も多い。ジャカルタ,ジョクジャカルタスラバヤなどと鉄道,道路,空路で結ばれる。人口 126万 9000 (1985推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

スマラン(Semarang)

インドネシア、ジャワ島北岸の港湾都市。中央ジャワ州の州都。タバコ・ゴム・砂糖などの集散地。オランダ統治時代に鉄道が敷設され、以降、内陸部からの農産物の積出港となった。華僑が多く居住する。第二次大戦直後、旧日本軍とインドネシア独立派の間で武力衝突が起きた(スマラン事件)。サマランセマラン。行政区135万(2005)。

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百科事典マイペディアの解説

スマラン

インドネシア,ジャワ島中部北海岸の港湾都市。中部ジャワの政治・商業の中心地で中ジャワ州の州都。ペカロンガン更紗の生産地としても知られる。海陸交通の要点で商業が盛ん。

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世界大百科事典 第2版の解説

スマラン【Semarang】

インドネシア,ジャワ島北海岸中部の港市。ジャワ第4の都市で,重要な貿易港の一つ。人口135万(1996)。人口稠密なジャワ中部地方の門戸で,海陸交通の要点をなす。中ジャワ州の州都でもある。 ジャワ海に面する貿易港として,17世紀以来,ジャカルタ,スラバヤと並んで重要な役割を果たしてきた。1678年にオランダ東インド会社に譲渡されて以来,中東部ジャワの北海岸地域(パシシル)の行政・商業の中心地として発展し,肥沃な後背地で生産される砂糖,タバコ,米などの農産物の集散地をなした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スマラン
すまらん
Semarang

インドネシア、ジャワ島北岸中部の港湾都市。セマランともいう。中央ジャワ州の州都。人口100万5316(1990)。人口稠密(ちゅうみつ)な中部ジャワを後背地にもち、海陸交通の要地である。16世紀までは地方の小港にすぎなかったが、湾が大型船の停泊地に適することもあり、18世紀中ごろからほかの地方港を抑えて発展した。華僑(かきょう)商人の活動の中心地で、下町には各種の倉庫や華僑の店があり、また中国寺院も有名である。オランダ人が1753年に建設した古い教会も残る。市街は南方のチャンジの丘陵に延び、住宅地として発展している。タバコ、コプラ、ゴム、チーク材の集散が盛んで、機械や紡織などの工業もある。[別技篤彦]

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