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スーチン スーチンChaïm Soutine

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デジタル大辞泉の解説

スーチン(Chaïm Soutine)

[1894~1943]リトアニア生まれの画家。エコール‐ド‐パリの一人。強烈な色彩と激しくうねるタッチ表現主義的画風を示した。スーティン

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

スーチン【Chaïm Soutine】

1894~1943) リトアニア生まれのフランスの画家。モジリアニらのエコール-ド-パリに仲間入りし、強い色彩、特に赤を用いて幻覚や激情をほとばしらせた独自の画風で人物・風景などを描いた。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スーチン
すーちん
Cham Soutine
(1893―1943)

リトアニア出身のフランスの画家。ミンスク近くのスミロビッチにユダヤ人として生まれ、地方の美術学校で修業後、1913年パリに出る。エコール・ド・パリの巣窟(そうくつ)として名高い「ラ・リュシュ」「シテ・ファルギエール」に住み、リプシッツ、モディリアニ、同郷のキコイン、クレメーニュたちと交友。美術学校のコルモンの教室に通うが、むしろルーブル美術館のレンブラント、クールベなどの影響を強く受ける。つねに不安と自己の芸術への懐疑に悩まされ、自作の多くを破棄したこともあったため、この時期の作品は少ないが、関心は主として静物や花に向かった。やがてモディリアニの紹介によって知った画商ズボロフスキーの計らいで南仏に滞在(1919~23)し、激しい風景画連作などを制作。このころ、アメリカの富裕な医師・収集家のバーンズに出会い、以後生活の困窮を免れた。
 静物、風景、人物、狂人など、一つのテーマを執拗(しつよう)に連作する彼の画作は、激しい色彩、形態の極端な歪曲(わいきょく)、筆を用いない強い塗りなどによって、内面の不安、対象と同化しようとするかのような汎神論(はんしんろん)的な自然観などを示すとともに、ユダヤ人であることの不安、あるいは1920~30年代のヨーロッパの精神状態を反映して、激しい表現主義的な絵画となっている。代表作に『皮を剥(は)がれた牛』(1925・グルノーブル美術館)、『毛をむしられた鶏』(1925ころ・オランジュリー美術館)などがある。パリに没。[中山公男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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