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スーパーマン Superman

翻訳|Superman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スーパーマン
Superman

20世紀のアメリカ合衆国のまんがのスーパーヒーロー。 1938年6月に『アクション・コミックス』に初登場し,翌 1939年1月には新聞連載も始まった。原作はジェリー・シーゲル,作画はジョセフ・シャスター。「鋼鉄の男」スーパーマンは,のちにラジオ番組,アニメーション,小説,ブロードウェーミュージカル,テレビ・シリーズ,映画などの主人公となった。スーパーマンは赤ん坊のとき,両親によってクリプトン星から地球に送り出された。アメリカの中部でケント夫妻に発見され,クラークと名づけられて育った。少年時代に自分の隠された能力に気づき,それはのちに分身「スーパーマン」のトレードマークである,飛翔能力,透視能力,超人的な強さなどに発展する。いかなる危険にも不死身のスーパーマンだが,普段は新聞社デイリー・プラネットの記者として働く,温厚な性格のクラーク・ケントである。同僚のルイス・レーンに恋心をいだいているが,ルイスは悪と戦うスーパーマンの勇敢さに目を奪われ,隠された正体に気づかない。この二重のアイデンティティが,物語に緊張感をもたらす大きな要素となっている。

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デジタル大辞泉の解説

スーパーマン(superman)

普通の人よりかけ離れてすぐれた能力をもつ人。超人。
Superman米国漫画。また、その主人公。空中を飛ぶ、超人的な能力をもつ男性が活躍する。1938年に発表され、ラジオ・映画・テレビにも登場。

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デジタル大辞泉プラスの解説

スーパーマン

アメリカ制作のテレビドラマ原題は《Superman》。放映は1952~1958年。DCコミックに登場するヒーロー「スーパーマン」をテレビドラマ化したもの。ジョージ・リーヴズ主演。

スーパーマン

1978年製作のアメリカ映画。原題《Superman》。クリストファー・リーブ主演のアメコミ・ヒーローもの。続編が3本作成された。監督:リチャード・ドナー、共演:ジーン・ハックマン、マーロン・ブランド、テレンス・スタンプほか。

スーパーマン

アメリカの出版社DCコミックが刊行する漫画雑誌に登場するスーパーヒーロー、および彼を主人公とする漫画シリーズ。主人公は赤ん坊の頃、消滅間近の惑星クリプトンから脱出ポッドに乗せられ地球に飛来。地球人の夫妻にクラーク・ケントと名付けて育てられる。成長後、ジャーナリストとして働く傍ら、変身して悪と戦うヒーローとなる。初登場は1938年。アメリカンコミックと呼ばれる漫画雑誌に登場した最初のスーパーヒーローで、以後漫画だけでなく、アニメ、テレビドラマ、映画など多くの映像作品に登場。1978年公開の同名映画(監督:リチャード・ドナー、主演:クリストファー・リーヴ)が有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

スーパーマン【Superman】

アメリカのコミック・ブック最初の超人的英雄。シーゲルJerry SiegelとシュースターJoe Shusterの2人の若者が生み出し,1938年《アクション・コミックス》誌上に初めて登場した。惑星クリプトンからやってきた異星人で,メトロポリス市の市民としての名はクラーク・ケント。職業は《デーリー・プラネット》の新聞記者であるが,70年代以降はテレビのニュース・キャスター。恋人のロイス・レーン,いとこのスーパーガールなどとともにスーパーマン・ファミリーを形成している。

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大辞林 第三版の解説

スーパーマン【superman】

人間ばなれした能力をもっている人。超人。
○ アメリカン-コミックのヒーロー。遠い星系の滅亡した惑星から赤子のとき地球に送られてきたという超人。空を飛び、弾丸をはねかえし、透視能力をもつ。シャツの胸とケープに S のマークがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スーパーマン
すーぱーまん
Superman

シーゲルJerry Siegel(作)とシュスターJoe Shuster(画)によって創造された、アメリカン・コミックのヒーロー。1938年6月、雑誌『アクション・コミックス』でデビューした。惑星クリプトンに生まれ、赤ん坊のころ、惑星の最後を予知した科学者の両親の手で地球へ送り込まれた宇宙人。成人してクラーク・ケントと名のり、プラネット新聞の記者として勤め、危急に際してスーパーマンに変身、超能力を発揮して悪に立ち向かう。41年から43年にかけて、パラマウントが短編アニメーションのシリーズ17本(監督はフライシャー兄弟ほか)を製作したのをはじめ、ラジオドラマ、連続活劇などにアレンジされた。もっともポピュラーなのは、ジョージ・リーブス主演のTVシリーズで、53年から57年(日本では56年から)に104話が放映された。また78年以来、クリストファー・リーブ主演の映画『スーパーマン』三連作もつくられている。[森 卓也]

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世界大百科事典内のスーパーマンの言及

【フライシャー兄弟】より

…長編第1作《ガリヴァー旅行記》(1939)は平板なできだが,原作の知名度で観客を集めた。しかしオリジナルストーリーによる長編第2作《バッタ君町に行く》(1941)は,のちに評価が高まったものの,興行的に失敗し,それが兄弟げんかの原因となり,《スーパーマン》(1941‐42)を9本つくったところでフライシャーズ・スタジオは分裂,《ポパイ》と《スーパーマン》は,配給会社だったパラマウントのアニメ部門にひきつがれた。 マックスは,かつて門下のアニメーターだったジャム・ハンディのプロデュースのもとで,凡作《赤鼻のトナカイ》(1944)をつくり,1958年には再びブレイ・スタジオへもどって美術部門の主任となり,61年に,安っぽい新作《アウト・オブ・ザ・インクウェル》シリーズを製作した。…

【連続活劇】より

…もっとも人気を集めたトーキー連続活劇は,バスター・クラブBuster Crabbe(1907‐83)扮するフラッシュ・ゴードンを主人公とした宇宙冒険ファンタジー《超人対火星人Flash Gordon》(1936)で,ふつうの連続活劇の約3倍にあたる35万ドルというもっとも費用をかけた作品であり,その後も38年と40年に2本の続編がつくられた。第2次世界大戦とともに,イメージの上で反日的な性格を持った《フーマンチューの太鼓Drums of Fumanchu》(1940)とか反ナチ的な《密林の女王Jungle Queen》(1941)などがつくられ,戦後は《スーパーマンSuperman》(1948)や《バットマンBatman and Robin》(1950)などがつくられたが,しだいに質が低下して粗悪化の一途をたどり,50年代半ばにはすたれて番組の穴埋めに使われるようになり,やがてこのジャンルはテレビに移行,本来の連続活劇はコロムビアの《ブレージング・ゼ・オーバーランド・トレイルBlazing the Overland Trail》(1956)が最後のものになった。アクション映画【柏倉 昌美】。…

※「スーパーマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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