前1世紀頃からギリシア人,ローマ人が中国人を呼んだ名称。国名としてはセリカ(Serica)といった。もともと「絹を産出する者」を意味し,その中継貿易に従う中央アジアのイラン系住民をさすこともあった。同じく中国をさすシナイ(Sinae)という名前と並行して用いられたが,シナイは海上から,セレス,セリカは陸上から伝わり,別の国と考えられた。語源は絹を示すセル(ser),セリクム(sericum)。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
「セレ」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…セレスともいう。1801年イタリアのパレルモ天文台で,G.ピアッチによって発見された第1号の小惑星。…
※「セレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...