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ゼーマン Zeeman, Pieter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゼーマン
Zeeman, Pieter

[生]1865.5.25. ゾンネメール
[没]1943.10.9. アムステルダム
オランダの物理学者。ライデン大学で H.カマーリング・オネスと H.ローレンツに師事し,同大学講師 (1890) 。アムステルダム大学教授 (1900) 。 1896年に強い磁場中に置かれた光源からのスペクトル線が数本に分れること (ゼーマン効果 ) を発見した。それは,ローレンツの電子論を実証するものとされた。 1902年ローレンツとともにノーベル物理学賞受賞。

ゼーマン
Zeman, Karel

[生]1910.11.3. オストロメール
[没]1989.4.5. ゴットワルドフ
チェコスロバキアの映画監督。特異な作風で知られ,プロコウク氏という名の主人公が活躍するパペット・アニメーションのシリーズや,ガラス細工を素材とした『水玉の幻想』 Inspiration (1948) ,銅版画の挿絵の感じを画面に取入れた『悪魔の発明』 Vynález Zkázy (57) ほかの作品がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゼーマン【Pieter Zeeman】

1865‐1943
オランダの物理学者。ゼーラント州のゾンネメーレの生れ。デルフトで2年間の大学入学準備期間を過ごした後,1885年にライデン大学に進み,カメルリン・オンネスやH.A.ローレンツに学んだ。90年にローレンツの助手となり,カー効果の研究によって,92年にハーレムのオランダ科学協会から金メダルを授与され,また翌年には学位も得た。その後,シュトラスブルクのコールラウシュ研究所で半年間過ごし,戻ってからはライデン大学の私講師となった。

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大辞林 第三版の解説

ゼーマン【Pieter Zeeman】

1865~1943) オランダの物理学者。1896年に、ゼーマン効果を発見。

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世界大百科事典内のゼーマンの言及

【ゼーマン効果】より

…光源を磁場の中においたとき,原子のスペクトル線(発光線)が分裂する現象。1896年,P.ゼーマンがブンゼン炎中の食塩から発するナトリウムのD線が1T程度の磁場中で広がるのを観測したのが最初で,彼は,すぐ後に分解能を改良して発光線が実は数本に分裂していることを確認した。発光線の分裂は,初めH.A.ローレンツによって古典力学に基づいて説明されたが,完全な説明は量子力学によらねばならない。…

【太陽観測】より

… 分光学の進歩とともに,吸収線による研究が進み,太陽大気中に存在する化学組成,温度,圧力,乱流運動などの知識が飛躍的に増えた。 96年オランダのP.ゼーマンは,光源を強い磁場の中におくと,その光源の発するスペクトル線は偏光状態の異なった成分に分かれ,1本の吸収線が波長の異なる線に分離すること(ゼーマン効果)を発見した。この分離が磁場の強さに比例するので,ゼーマン効果は天体の磁場を知る手段を与えた。…

※「ゼーマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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