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ダイラタンシー ダイラタンシーdilatancy

翻訳|dilatancy

6件 の用語解説(ダイラタンシーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイラタンシー
ダイラタンシー
dilatancy

圧力の増加につれて,微小クラックが開口し,岩石が膨張すること。密な岩石では,圧力が破壊強度の 1/3~2/3になるとダイラタンシーが発生する。これは,微小割れ目が発生し,空隙が増加するためである。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ダイラタンシー(dilatancy)

粉末固体粒子と液体からなる混合物が示す、異常な粘性。急激な外力に対しては固体のようにふるまい、ゆっくりとした外力に対しては液体のようにふるまう性質を指す。この性質をもつ流体をダイラタンシー流体ダイラタント流体)という。
[補説]演示実験などでは、ほぼ等量の水と片栗粉を混ぜたものが多く用いられる。ゆっくりかき混ぜるときはクリームのようだが、人がその上で素早く足踏みをする場合、固体のようになるために足は沈み込まず、表面で走ることもできる。

出典|小学館
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法則の辞典の解説

ダイラタンシー【dilatancy】

液体を含んだ粉末固体粒子に急激な外力を加えたとき,粒子系が固体化して流動性が失われ,体積が膨張するる現象.地震発生のメカニズムとして一時話題となったこともある.命名者は流体物理学者レイノルズ(O. Reynolds)で,そのため別名をレイノルズ現象*ともいう.

出典|朝倉書店
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岩石学辞典の解説

ダイラタンシー

異常粘性の一種で,海辺の濡れた砂地を踏むと砂粒の間隙が拡がり,水が砂の中に吸い込まれて砂地は乾いて固くなる現象である.比較的形が均一で相互間の結合力の小さい粒子からなる分散系ではしばしば見ることができる.この現象では外力が加わらない場合には非常に密な充填状態にあり,外力が加わると逆に疎な充填状態に変化する.粒子間の間隙が多くなるために,変形の間に体積が増加して移動性が減少する.静置すると流動性があるが,力が加わると流動性がなくなる性質である.破砕性の堆積物では変形の間に充填が変化し,全体の量が増加し移動性が減少する.揺変性(thixotropy)はこの逆の現象[Reynolds : 1885, Hatch, et al. : 1971].

出典|朝倉書店
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栄養・生化学辞典の解説

ダイラタンシー

 デンプンに水を加えて練ったときにみられる種類の現象で,練るという外力によって一時的に流動性を失い固化するが,練ることをやめると再び流動性を取り戻すといった現象.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

ダイラタンシー【dilatancy】

液体を含む均一な粉末固体粒子に急激な力を加えたとき、粒子系が固まる現象。濡れた砂や水で練ったデンプンなどで見られる。レイノルズにより名づけられた。レイノルズ現象。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のダイラタンシーの言及

【レオロジー】より

…高分子物質の溶液も理想的な粘性流動とは異なる挙動(非ニュートン流動)を示す。
[チキソトロピーとダイラタンシー]
 静置状態では流動性をもたないゼリー状の物質に外力を加えると流動性を示し,さらに静置すれば元に戻ることがある。これは何回でも繰り返せる。…

※「ダイラタンシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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