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ダケカンバ

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百科事典マイペディアの解説

ダケカンバ

ソウシカンバとも。カバノキ科の落葉高木。本州(中部以北),四国では亜高山帯に,北海道では低地からはえ,東アジアにも分布する。樹皮は赤褐色〜灰褐色,葉は三角状広卵形で先はとがり,縁には細かい重鋸歯(きょし)がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダケカンバ
だけかんば / 岳樺
[学]Betula ermanii Cham.

カバノキ科の落葉高木。樹皮に字が書けることからソウシカンバ(草紙樺)ともいう。高さ25メートルに達する。樹皮は灰白色または灰褐色で、薄く紙状にはげるが、老樹になると粗く割れる。小枝は紫褐色で光沢がある。葉は長卵形で長さ5~10センチメートル、縁(へり)に深く切れ込む鋸歯(きょし)があり、側脈は7~12対。雌雄同株。雄花序は前年の秋に長枝の先端につき、5月ころ、下垂して開花する。雌花序は春に短枝の先につき、秋に円柱状の果序となって直立し、冬も枝上に残ることがある。堅果には翼がある。近縁のシラカンバよりは寿命が長く、250年以上ともいわれる。北海道、本州、四国の山地から高山に生え、純林をつくることが多い。亜高山帯の代表的な樹木で、本州中部地方では海抜1500メートルより上方に生育し、森林限界付近まで分布する。北海道では、海岸付近の低地にも生える。材は、従来はあまり重視されていなかったが、近年は家具、内装、合板、パルプなどに用いられるようになった。[菊沢喜八郎]

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世界大百科事典内のダケカンバの言及

【シラカバ(白樺)】より

…最近は庭園樹にも利用される。 ダケカンバB.ermanii Cham.(イラスト)はシラカバより高所にはえ,樹皮は灰褐色で薄く紙状にはげる。風のためゆがんだ樹形が多い。…

※「ダケカンバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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