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チェフ Čech, Svatopluk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チェフ
Čech, Svatopluk

[生]1846.2.21. オストシェデックウベネショバ
[没]1908.2.23. プラハ
チェコの詩人,小説家。『スベトゾール』『ルミール』『クベト』などの文芸誌の編集者で,文芸集団『ルフ』 Ruchの代表者。スラブの連帯を提唱し,現代社会を展望して,労働者階級の勝利を予見した。主著,抒情詩集『朝の歌』 Jitřní písně (1887) ,『新しい歌』 Nové písně (88) ,寓話的な作品『スラビエ』 Slavie (82) ,『奴隷の歌』 Písně otroka (95) ,物語詩『菩提樹の木陰で』 Ve stínu lípy (79) ,散文による SF風「ブロウチェク氏の画期的旅行」3部作 (88,89) など。

チェフ
Tczew

ポーランド北部,ポモルスキェ県の都市。ドイツ語ではディルシャウ Dirschau。グダニスク南南東約 30km,ウィスワ川左岸,河口から約 30km南方に位置する。内陸からグダニスクにいたる商業ルートの重要な河港として発達。 12世紀末に歴史に現れ,1282年にポーランドの一部となり,1308年からドイツ騎士団が占領。 1454年ポーランドの支配下に戻ったが,1772年プロシアが占領。 1919年ベルサイユ条約によりポーランドに返還され,グディニャが建設されるまで,特に石炭輸出の積み替え港として繁栄。機械,食品加工などの工業が立地。人口5万 9857 (2002) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

チェフ【Svatopluk Čech】

1846‐1908
チェコの作家,《スビェトゾル》《ルミール》《クビェトゥイ》などの文芸誌の編集者。文芸集団ルフ(ざわめき)派の代表。さまざまのジャンルの詩を書き,代表的詩集に,抒情的な《朝の歌》(1887),寓話的な《ヨーロッパ》(1878),《奴隷の歌》(1895)など,また韻文短編には《菩提樹の木陰で》(1879)が,散文では連作物の風刺小説《ブロウチェック氏の月世界へのほんとうの旅行》(1888),《ブロウチェック氏の今回は15世紀への新しい画期的旅行》(1888)などが有名である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チェフ
ちぇふ
Svatopluk ech
(1846―1908)

チェコスロバキアの詩人、小説家。プラハの大学で法律を修めたあとしばらく法律関係の仕事をし、やがて文学に専念。10代から詩作し、叙事詩風のもの、アレゴリー風のもの、風刺的なものなど多方面にわたるが、民族的・社会的解放を主題とするものが多い。長編詩『奴隷の歌』(1895)がとくに有名。散文には小市民ブロウチェク氏を主人公とする一連のSF的風刺小説がある。[飯島 周]

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世界大百科事典内のチェフの言及

【チェコスロバキア】より

…1918年から92年まで続いた中欧の共和国。国名通称はチェコ語,スロバキア語ともČeskoslovensko。1920‐38年,1945‐60年の正式国名は〈チェコスロバキア共和国Českoslovká republika〉。1948年以後は社会主義体制をとり,60年からの正式国名は〈チェコスロバキア社会主義共和国Československá Socialistická republika〉。1969年よりチェコ社会主義共和国とスロバキア社会主義共和国の連邦制に移行したが,89年の〈東欧革命〉の進行過程で両共和国で連邦制の見直しが図られ,正式国名を〈チェコおよびスロバキア連邦共和国Česká a Slovenská Federativní Republika〉に変更した。…

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