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チボーデ チボーデ Thibaudet, Albert

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チボーデ
チボーデ
Thibaudet, Albert

[生]1874.4.1. ソーヌエロアール,トゥルニュス
[没]1936.4.16. ジュネーブ
フランスの批評家。パリ大学で哲学を学び,ベルグソンに深く傾倒。いくつかのリセ (高等中学校) ,大学の教壇を経て,1925年ジュネーブ大学教授となり,終生フランス文学を講じた。 11年以来『NRF』誌の定期寄稿者となり,『マラルメの詩』 La Poésie de Stéphane Mallarmé (1912) によって,第1次・2次世界大戦間の最もすぐれた批評家としての第一歩を踏出す。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

チボーデ(Albert Thibaudet)

[1874~1936]フランスの批評家。文学現象を創造的持続として把握する新しい批評方法を確立。著「マラルメの詩」「ポール=バレリー」「フランス文学史」など。

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大辞林 第三版の解説

チボーデ【Albert Thibaudet】

1874~1936) フランスの批評家。対象への共感による批評の方法を開拓し、文芸誌「 NRF (新フランス評論)」で活躍。評論「マラルメの詩」「批評の生理学」「フランス文学史」など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チボーデ
ちぼーで
Albert Thibaudet
(1874―1936)

フランスの批評家、文学史家。ブルゴーニュ地方の出身。アンリ4世高校でベルクソンの生徒であった。パリ大学を終えてから各地の高校、大学で教鞭(きょうべん)をとり、1911年から『NRF(エヌエルエフ)』誌の有力寄稿者となり、24年から批評家の栄光のしるしであるジュネーブ大学教授のポストについた。早くからべルクソン哲学の影響を受け、象徴派の詩人として文壇にデビューしたが、その精神傾向を保持しつつ、批評に転向した。『マラルメの詩』La Posie de Stphane Mallarm(1913)は『ポール・バレリー』(1924)、『ベルクソン派哲学』(1924)などとともにそのもっとも輝かしい成果であり、チボーデの詩人と批評家の共存を示す。やがて彼の批評は、豊かな感性と明晰(めいせき)な精神、さらにはまれにみる博識に支えられて、小説、批評、文学への反省として花開き実る。『フロベール その生活 小説 文体』(1922)、『NRF』への寄稿文を編集整理した『小説の反省』(1938)、『批評の反省』(1939)などにみられるとおりである。本来対象である作品を、開かれたもの、一つの出発点とみなすことにあったチボーデの批評は、『アミエルあるいは夢の部分』(1929)あたりから、自在の境地に達する。チボーデを通して、ある作品が別の作品と自由に対話し始めるのである。創見に満ちた『フランス文学史』Histoire de la littrature franaise de 1789 nos jours(1936)、『モンテーニュ』(1936)もその例外ではない。[松崎芳隆]
『辰野隆他訳『フランス文学史』全三冊(角川文庫) ▽生島遼一訳『小説の美学』(1940・白水社)』

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