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チャン朝 チャンちょうTrieu Tran

世界大百科事典 第2版の解説

チャンちょう【チャン朝 Trieu Tran】

ベトナムのリ(李)朝を継いだ第2の長期安定王朝。1225‐1400年。陳朝とも書く。チャン朝の祖は中国の福建または桂林の人といわれ,代々ナムディンのトゥクムク(即墨郷)に住み,漁業あるいは海賊を業としていた。リ朝末期,権臣のクーデタにより南方に亡命していたリ・フエトン(李恵宗)をチャン・リ(陳李)が保護し,これに娘(元妃)をめとらせ,さらにハノイを奪還して帝位につけたことから急速に勢力を拡大した。リ朝末の内乱期には一族のチャン・トゥ・ド(陳守度)が殿前指揮使となって各地の土豪を討伐し,さらにリ朝最後の皇帝ティエウホアン(昭皇)を甥のチャン・カイン(陳煚(ちんけい),後のタイントン(太宗)。

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世界大百科事典内のチャン朝の言及

【ベトナム】より

…しかしそれもおのおの私領と私兵を有する封建領主的なものであった。したがってチャン朝の実権者は一族の長である上皇であった。13世紀末,元は3次にわたってベトナムに侵入したが,これを迎撃して大敗させたのはチャン・フンダオ(陳興道)ら一族の領主たちとその私兵であった。…

※「チャン朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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