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ツノゴマ(角胡麻) ツノゴマProboscidea jussieui; unicornplant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ツノゴマ(角胡麻)
ツノゴマ
Proboscidea jussieui; unicornplant

ツノゴマ科の一年草。アメリカ合衆国南部からメキシコにかけての原産で,日本でも観賞用に温室で栽培されることがある。全体が粘液性の軟毛でおおわれ,高さ 60~90cmに達する。葉は円状の腎臓形で互生する。夏,キリに似た太い筒形の花を総状花序につける。花冠の上部は開いて浅く5片に裂け,正面から見ると左右相称唇形をなす。白色であるが,紫色や黄色の斑点が目立つ。果実は長さ 15cmほどの 蒴果で下垂し,上半部は湾曲して角状となる。英名のユニコーン (一角獣) はこの形に基づく。未熟なものを酢漬にして食する。別名タビビトナカセともいう。果実にとげがあって歩行のじゃまになることによる。

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