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テグスサン(天蚕糸蚕) テグスサン Eriogyna pyretorum

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世界大百科事典 第2版の解説

テグスサン【テグスサン(天蚕糸蚕) Eriogyna pyretorum】

鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガで,フウサン(楓蚕)ともいう。前翅の開張約90mmの比較的大型の淡褐色をしたガで,中国南部,海南島,ベトナムインドなどに分布する。年1回発生し,3月から5月に幼虫として成育し,夏秋は蛹態(ようたい)で過ごし,12月から翌年1月にかけて成虫となり交尾・産卵する。幼虫はフウ(楓)クスノキ(樟)ヤナギ(柳)などの葉を食べる。幼虫の絹糸腺からてぐす糸を作ることができるため,一部地域では飼育されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のテグスサン(天蚕糸蚕)の言及

【ガ(蛾)】より


[益虫]
 カイコは4000年以上前から中国で飼育され,繭からとられた絹糸で優れた絹織物がつくられ,今日でも世界で広く利用されている。幼虫に発達している絹糸腺は,唾液腺の変化したもので,すべてのガ類がもっているが,とくに人々が利用している糸は,カイコのほかにヤママユガ科のヤママユ,サクサン,テグスサンなどが知られている。ヤママユは飼い子に対して山子と呼ばれ,長野県の有明地方では,現在でも野外飼育されているし,ヤママユと中国原産のサクサンの雑種も糸をとる目的で利用されている。…

※「テグスサン(天蚕糸蚕)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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