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テータム テータムTatum, Art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テータム
Tatum, Art

[生]1910.10.13. オハイオトレド
[没]1956.11.5. ロサンゼルス
アメリカのジャズピアニスト。生来,片目は見えず,もう一方の目は弱視で,驚異的なテクニックをもち,1920年代末から 50年代初期まで,ウェストコーストニューヨークで活躍。スイング感あふれる演奏によってジャズ界に不動の地位を得た。

テータム
Tatum, Edward Lawrie

[生]1909.12.14. コロラドボールダー
[没]1975.11.5. ニューヨーク
アメリカの生化学者。シカゴ,ウィスコンシン両大学で化学,生化学,微生物学を学び,細菌の栄養と代謝の研究で学位を得た。スタンフォード大学 (1941~45) ,エール大学 (45~48) 助教授,エール大学微生物学教授およびスタンフォード大学生化学教授となる (48) 。ロックフェラー研究所研究員兼教授 (57) 。 1937~41年 W.ビードルと協力して,アカパンカビの突然変異種について研究。X線の照射によってカビに突然変異を起させると,それまで通常の培地に生えていたのが,特定の物質を添加しなければ生育できなくなる。この現象を利用して,カビによる物質の合成と遺伝子との関係を研究。その結果をもとに,生物の体の中で行われる化学反応はすべて究極的には遺伝子によって制御されており,個々の反応を触媒する酵素それぞれに,遺伝子が1つずつ対応するという,一遺伝子一酵素説と呼ばれる仮説を立てた。これは遺伝生化学という新しい研究領域を出現させ,遺伝学に新時代をもたらすこととなった。遺伝生化学が発展するなかで,この仮説の正しさが立証され,また分子遺伝学もこれを基本原理として展開することとなった。 47年 J.レーダーバーグとともに大腸菌 K12株の遺伝子組換え現象を発見。細菌にも性が存在し,接合の起ることを明らかにした。主として彼らの研究がもとになり,以後,細菌を実験材料として遺伝学の研究が行われるようになる。その後彼は細胞質遺伝の研究に転じた。 58年に,ビードルレーダーバーグとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。

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百科事典マイペディアの解説

テータム

米国の生化学者。ウィスコンシン大学卒,1948年からスタンフォード大学教授。アカパンカビ突然変異株の栄養要求性を利用して,ビタミンアミノ酸の合成経路の各段階が遺伝子によって支配されていることを明らかにし,遺伝生化学を発展させた。

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大辞林 第三版の解説

テータム【Edward Lawrie Tatum】

1909~1975) アメリカの分子遺伝学者。ビードルと協力して遺伝子と酵素の関係を研究、またレーダーバーグとともに遺伝子組み替えを発見した。

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