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デュベルジェ デュベルジェDuverger, Maurice

4件 の用語解説(デュベルジェの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デュベルジェ
デュベルジェ
Duverger, Maurice

[生]1917.6.5. アングルーム
フランスの政治学者。パリ大学教授などを歴任。政党や政治機構について多数の著書がある。また『ル・モンド』や『ヌーベル・オプセルバトゥール』に寄稿し,現実の政治問題について発言している。

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百科事典マイペディアの解説

デュベルジェ

フランスの政治学者,公法学者。実証的研究方法により,政党や公法制度を研究,現代フランス学界の指導的地位を占める。1950年代後半に〈首相公選論〉を提唱し,1970年代以降はフランス社会党を支持しつつ,多元的社会主義を展望する評論活動を行う。

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世界大百科事典 第2版の解説

デュベルジェ【Maurice Duverger】

1917‐
フランスの憲法学者,政治学者。ボルドー大学を経て,パリ第一大学教授となる。《政党社会学》(初版1951),《ヤヌス――西欧の二つの顔》(1972)をはじめ,著書はきわめて多く,邦訳のあるものも多い。前述の2著にみられるような政党論や現代社会論をふまえた代表的な概説書として,《政治社会学》および《政治制度および憲法》があり,版を重ねている。1950年代の後半に,首相公選論を提唱し,選挙民による行政府首長の直接選択こそがデモクラシーの活性化にとって不可欠であることを説いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デュベルジェ
でゅべるじぇ
Maurice Duverger
(1917― )

フランスの政治学者。パリ第一大学教授、政治学研究所長を務め、非共産党左派の立場から『ル・モンド』紙の編集者としても政治時事評論に健筆を振るった。最初の書物『フランスの諸憲法』Les Constitutions de la France(1943)はビシー政権によって発禁にされた。政治学者としての国際的名声を確立したのは1951年刊行の『政党論』Les Partis politiquesにおいてであり、本書は政党制および政党構造の社会学的研究としてすでに古典的地位を占める。その後の主要労作として『人民なき民主主義』La Dmocratie sans le peuple(1969)、『ヤヌス』Janus : Les deux faces de l'Occident(1972)、『共和的君主制』La Monarchie rpublicaine(1974)、『市民の共和国』La Rpublique des citoyens(1982)などがある。1989~1994年、当時のイタリア共産党に推されて、ヨーロッパ議会のイタリア議員を務めた。[田口富久治]
『横田地弘訳『政治学入門』(1967・みすず書房) ▽平林正司他訳『市民の共和国』(1990・三嶺書房) ▽時本義昭訳『フランス憲法史』(1995・みすず書房) ▽田口富久治・田口英治訳『政治体制』(白水社・文庫クセジュ) ▽田口富久治・田口英治訳『現代の独裁――その社会学と弁証法』(社会思想社・現代教養文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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