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トクサ(砥草) トクサEquisetum hyemale; horsetail

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トクサ(砥草)
トクサ
Equisetum hyemale; horsetail

木賊とも書く。トクサ科のシダ植物で,北半球の温帯に広く分布し,山地の湿地に生える。日本では中部地方以北から北海道に自生するが,庭園の池の周囲などに栽植されることもある。常緑の厚質の草本で茎の高さ 1mに達する。茎は通常分枝せず,地下をはう根茎から直立する。鱗片状の葉が数個輪生し,互いに癒合して鞘となるが,やがて基部を残して脱落する。胞子嚢穂は茎の先端につき,多数の胞子嚢托から成る。各胞子嚢托には数個の胞子嚢がつく。胞子は球形で糸状の付属物を有し緑色を呈する。付属物は乾燥すると伸びる。表皮に多量のケイ酸塩を含み,硬くてざらつくので,乾燥させて研磨に用いられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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