コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トモエソウ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トモエソウ
ともえそう / 巴草
[学]Hypericum ascyron L.

オトギリソウ科の多年草。茎は稜(りょう)があり、直立して分枝し、高さ0.5~1メートル。葉は披針(ひしん)形で長さ5~10センチメートル、先はとがり、明点がある。夏、黄色で径約5センチメートルの一日花を頂生する。雄しべは多数で、5本の束にまとまる。花柱は長さ約8ミリメートル、下方は癒合し、上部は5裂する。(さくか)は卵球形で、大きい。日本全土の山の草地に生え、朝鮮半島、中国、シベリアに分布する。名は、花弁が巴(ともえ)状に並ぶことに基づく。[杉山明子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のトモエソウの言及

【オトギリソウ】より

…漢方では全草を干し,煎じたものを止血,月経不順や通乳に用いる。 トモエソウH.ascyron L.は山間の草地に生えるオトギリソウ科の多年草で,高さ50~100cmになり,夏から秋に径5cmぐらいの黄色い花をつける。東アジアの温帯に広く分布する。…

※「トモエソウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

トモエソウの関連キーワードオトギリソウ(弟切草)オトギリソウ科レンギョウ未央草草未央

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android