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トラカミキリ トラカミキリ Xylotrechus chinensis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トラカミキリ
トラカミキリ
Xylotrechus chinensis

鞘翅目カミキリムシ科。トラフカミキリともいう。体長 15~25mm。体は赤褐色で,頭部,前胸背前縁,小楯板,上翅,腹部などは黄色短毛を密生する。前胸背中央部の横帯と後部は黒色。上翅には黒色横帯があり,基半部のものは斜走する。

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世界大百科事典 第2版の解説

トラカミキリ

甲虫目カミキリムシ科の昆虫(イラスト)。黄褐色の体に黒色の縞模様があるものが代表的なので,その名がある。トラカミキリ類(トラカミキリ族)は世界に約800種を産する。昼間活動し,その行動は敏しょう。花に飛来し花粉を食べるものも多い。トラフカミキリXylotrechus chinensisは,一見,スズメバチ類に似ているので擬態の好例とされる。体長15~25mm。日本全国,中国,朝鮮半島,台湾などに分布する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トラカミキリ
とらかみきり / 虎天牛

昆虫綱甲虫目カミキリムシ科の一群Clytiniに属する昆虫の総称。世界各地に分布しており、1000種近くが知られ、日本産はおよそ70種ほどである。中形からやや小形の細長い甲虫で、体表は密に毛で覆われており、毛色によって縞(しま)模様などのきれいな斑紋(はんもん)を現すものが多い。頭は前に突き出るが触角は短く、肢(あし)は細長い。前胸は丸く球形に近いが、円筒形のこともあり、上ばねは長くて両側が平行かすこし後方へ細くなり、肩が張っている。枯れ木、薪(まき)に集まり、樹葉上にもみられるが、花に集まる種類も少なくない。行動はすばやいものが多く、よく飛ぶ。幼虫は普通枯れ木やその枝の内部を食害するが、タケトラカミキリのように枯れたタケにつくものもあり、スギの生木に枯れ枝から侵入し加害するスギノアカネトラカミキリ(キオビトラカミキリ)や、クワの生木につくトラフカミキリのようなものもある。日本の最大種オオトラカミキリは北海道で針葉樹にかなりの被害を与えたことがある。[中根猛彦]

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世界大百科事典内のトラカミキリの言及

【カミキリムシ】より

…世界から約3万種,日本から約750種が記録されているが,研究者や同好者が多く,今日でも新種が次々と発見されている。 成虫の長い触角に科の特徴があるが,トラカミキリ類など短いものもいる。ヒゲナガカミキリの雄の触角は13cmにも達し,日本産の種ではもっとも長い。…

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