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トラス トラス truss

翻訳|truss

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トラス
トラス
truss

鉄橋や工場建築の屋根の小屋組み構造などのように,部材の節点が滑節 (ピン接合) になっていて,それぞれの部材同士が三角形に組まれた骨組みの構造物をいう。すべてのトラス部材が一つの平面内にあるものを平面トラス,立体的に広がっているものを立体トラスと区別する。

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デジタル大辞泉の解説

トラス(truss)

直線的な材料を用い、三角形を基本単位とする構造の骨組みで、各部材の節点を回転自由なピン接合としたもの。屋根組み・鉄橋などに使用。結構。→ラーメン

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百科事典マイペディアの解説

トラス

構造物の骨組の一形式。三角形を基本に,部材を回転自在のピンで結合させて部材の軸方向の抵抗力だけで荷重を受けるようにしてある。つなぎ合せを1平面で行うか否かで平面トラスと立体トラスに分けられ,K字を重ねたKトラス,斜材が主として圧縮力を受けるハウトラスワーレントラス等がある。
→関連項目構造力学小屋組みトラス橋連続橋

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岩石学辞典の解説

トラス

細粒多孔質で層状にならない凝灰岩で,主として粗面岩質のガラス質浮石が水和分解した小さな破片からなっている.この名称はドイツのラヘル湖(Laacher See)地方の堆積物からきている.レオンハルトはトラスは水に運ばれた火山性の岩屑から形成されたと考えた[Leonhard : 1823].ヴェルツィングは熱雲(nuee ardente)に伴われる泥流によって形成されたとした[Voelzing : 1907].セメント工業に使用される.
ポゾランの一種で,レイン河下流産の浮石質火山灰凝灰岩の一種が代表的である.この名称はイタリアの一地方名で,初めライン河支流のブロール(Brohl)河およびネッテ(Nette)河の渓谷に産した.トラスに含まれる珪酸の大部分は無定形質で,ポートランドセメントに水を加えたときに遊離するCaOあるいは漆喰中のCaOなどと容易に結合して膠結物を作るので,セメント混合剤としても用いられる[片山ほか : 1970].

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世界大百科事典 第2版の解説

トラス【truss】

いくつかの直線棒状の部材の端部を回転自由なヒンジで互いに結合し,適当な形に組み上げた骨組構造。橋,塔,屋根などに用いられる。このようなヒンジ結合の部材からなる構造が安定であるためには,各辺の長さが定まれば形の定まる三角形の骨組みを基本単位として構成されることが必要である。部材の会合点を節点といい,荷重はこの節点に作用するように設計される。したがって,ヒンジ節点であれば,それぞれの部材は引張りか圧縮の軸方向力しか受けない。

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大辞林 第三版の解説

トラス【truss】

各部材の接合点をピンで連結し、三角形の集合形式に組み立てた構造。湾曲力に強く、橋や屋根組みに用いられる。結構。 → ラーメン

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世界大百科事典内のトラスの言及

【構造力学】より

…単一部材に生ずる応力と変形を対象とする材料力学を基本として成立しており,両者はいちおう区別されているが密接な関係にある。構造力学で取り扱う構造物は,主としてラーメントラスなどの骨組構造で,平面板や曲面板で構成される構造物や地盤のように三次元的に連続した物体は,ふつう弾性学(弾性論)の対象とされている。 構造力学の直接の対象物は,構造物を理想化したモデルである。…

【橋】より

…1604年完成のパリ,セーヌ川のヌフ橋(ポン・ヌフPont Neuf)はその代表的な例である。棒状部材を組み立てたトラスは,このころイタリアのA.パラディオにより考案されたが,実際に初のトラス橋をつくったのは1757年,スイスの大工グルベンマン兄弟Hans Ulrick & Johannes Grubenmannで,彼らはその後もライン川に支間100mを超す木造トラス橋を架けている。 産業革命を契機として,橋の材料も人工の鉄が大量に使えるようになり,1779年イングランド,セバーン川の上流に世界初の鉄の橋コールブルックデール橋が建設された。…

【骨組構造】より

…現実の構造物では,部材と節点とは必ずしも明りょうには区別できないが,その場合にも,部材は太さのない直線に理想化し,その交点である節点は大きさのない点として認識する。 三角形に組んだ部材を基本単位として作られる骨組構造を一般にトラスtrussという。三角形はその各辺が長さを変えない限り形が変わらないので,節点で部材が互いに回転できるようにしてもよい(このような節点をピン節点という)。…

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