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トロヤ トロヤ〈ギリシャ〉Troia

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デジタル大辞泉の解説

トロヤ(〈ギリシャ〉Troia)

トロイア

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トロヤ
とろや
Troia

トルコの小アジア半島(アナトリア)北西端にある先史時代の都市遺跡。1998年に世界遺産文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。英語名トロイTroy。トロアスTroas地方のエーゲ海沿岸から5キロメートルほど内陸のヒッサリクHissarlikの丘を占める。ドイツの考古学者シュリーマンはこの地をホメロスの『イリアス』に歌われたトロヤであると比定し、1870年から発掘を開始した。1882年から彼を補佐したデルプフェルトによれば、最下層の第一市から最上層の第九市まで九つの町が重なっていた。1932年からブレーゲンによる徹底的な再調査が行われ、19世紀の発掘であいまいであった諸点が解明された。トロヤ第一市は紀元前3000年ごろに創設された。シュリーマンが「プリアモスの財宝」と確信した財宝が出土した第二市は、前三千年紀後半の町であった。トロヤがもっとも広い町として栄えたのは第六市(前1900~前1240)であったが、地震で崩壊し、続く第七A市は規模が縮小された。この第七A市は焼き払われているところから、トロヤ戦争の伝承と結び付ける見解も出されているが、決定的なことはいえない。第八~九市はギリシアローマ時代の町であり、町の名称はトロヤではなくイリオンIlionである。[馬場恵二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のトロヤの言及

【トロイア】より

…小アジアの北西端,ダーダネルス海峡に近いヒッサルリクの丘の遺跡。トロイ,トロヤともいう。この小丘は前3000年ころからローマ時代にいたる住居層が重なって,東西約100m,南北約115m,高さ36mほどの遺跡の丘となっていた。…

※「トロヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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