ドロワーズ

  • drawers

百科事典マイペディアの解説

腰まわりのゆったりした半ズボン状の女性の下ばき。長くふくらんだスカートの時代にはその下にはいていた。日本ではズロースとなまって呼ばれたが,丈が短く裾にゴムを入れたブルーマーズに近いもので,1923年の関東大震災と1932年の白木屋の火事が端緒になって普及しはじめ,現在のようなショーツが普及するまで広く用いられた。
→関連項目下着白木屋[株]

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世界大百科事典 第2版の解説

腰から大腿部をおおうゆったりした半ズボン状の下ばき。日本ではなまってズロースと呼び慣わしてきた。男女ともに用い,ブリーフやパンティに比べて股下が長く,太股までのもの,膝丈のものなど各種ある。古代ローマから中世にかけて男性が着用したブラコbracoという脚衣に由来する。ズボン前身ともなったブラコはウエストでベルト締めし,膝丈や足首までのもの,上衣にひもでつるすものなどが見られた。16世紀にはドロワーズと呼ぶようになり,膝丈のものが普通になった。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (drawers) =ズロース
※西洋衣食住(1867)〈福沢諭吉〉「下股引 ヅローワルス」

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