デジタル大辞泉 「なはる」の意味・読み・例文・類語
なは・る
1 「する」の尊敬語。なさる。江戸中期以降、上方のちに江戸の遊里で用いられ、やがて一般の町家にも広まった。
「南でするやうな事―・ると中居が興をさます」〈洒・浪花色八卦〉
2 (動詞の連用形や「お」「ご」を冠した語を受け、補助動詞として関西方面で用いる)…なさる。「さあ飲み―・れ」「御覧―・れ」
( 1 )江戸時代、延享(一七四四‐四八)頃から上方の遊里のことばとして見えはじめる。後期には江戸の遊里でも用い、一般の町家にも広がった。男性が用いた例もある。
( 2 )江戸語では、「ます」が付くとき、「なはります」「なはいます」の二形があり、これらはさらに「なはりやす」「なはいやす」「なはいす」などに変化した。
( 3 )未然形の語尾「ら」は「ない」の前で、終止形の語尾「る」は「な」の前で「ん」になることがある。
( 4 )命令形には「なはれ」「なはい」の二形がある。なお、「なはえ」「なへえ」となったものもある。
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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