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ナーブルス ナーブルスNābulus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナーブルス
Nābulus

中部パレスチナヨルダン川西岸の都市。エルサレムの北約 50kmの肥沃な渓谷に位置する。 1950年からヨルダン領で,ナーブルス県の県都であったが,67年以降イスラエルの占領下にある。小高い丘の中腹にある新市街は高級住宅街,その下手の旧市街には市場,モスク,役所などがある。旧約聖書シケムの遺跡は,町に東接し,前 1900年頃から居住者のあったことが知られている。現在の町は西暦 72年ローマ皇帝の保護下に建てられ,ネアポリスと呼ばれた。現名はその転化である。伝説によれば,付近にヤコブの井戸とヨセフの墓がある。人口 10万 6944 (1987推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ナーブルス(Nablus)

パレスチナ地方の都市。エルサレムの北西約50キロメートルに位置する。イスラエル北王朝の最初の首都シェケム(シケム)が置かれた。現名称は古代ローマ時代の名称フラウィアネアポリスに由来する。第二次大戦後はヨルダン領だったが、第三次中東戦争以降イスラエル領となり、1995年にパレスチナ自治政府の統治下となった。ナブルス。

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百科事典マイペディアの解説

ナーブルス

パレスティナの〈ヨルダン川西岸地区〉の都市。エルサレムの北西約50km,パレスティナ中部山地にある。古くネアポリスと呼ばれ,都市の位置する渓谷は水も豊富で農業に適している。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナーブルス【Nāblus】

パレスティナのヨルダン川西岸地区の都市。人口8万(1984)。町の起源は,カナン人の町シケムにさかのぼることができる。10~13世紀のムスリムの地理書には,パレスティナの水利に恵まれた町として記されている。1948年以後ヨルダン領となるが,67年の第3次中東戦争後はイスラエルに占領された。95年に自治拡大協定が結ばれ,パレスティナ自治政府による自治が始まった。オリーブ栽培の中心地で,オリーブ油,セッケン,マッチなどの生産が行われている。

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