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ニクバエ ニクバエ Sarcophagidae; flesh fly

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニクバエ
ニクバエ
Sarcophagidae; flesh fly

双翅目ニクバエ科に属する昆虫の総称。体長 10mm内外。体は灰白色で,胸部背面に3本の黒色の縦条があり,腹部背面は灰白色と黒色のまだら模様を表わす。複眼は赤褐色で左右が離れている。卵胎生で,成虫は動物の死体や糞に集るが,ときにはマイマイガなどの鱗翅類の幼虫に寄生することのある種もある。

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百科事典マイペディアの解説

ニクバエ

双翅(そうし)目ニクバエ科に属する昆虫の総称。代表的なものでは,大型で灰色,胸背に3本の黒条があり,体に剛毛がある。日本にはセンチニクバエ,ナミニクバエなど約100種。
→関連項目ハエ(蠅)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニクバエ
にくばえ / 肉蠅
flesh fly

昆虫綱双翅(そうし)目有弁翅蠅類ニクバエ科Sarcophagidaeの総称。体長5ミリメートルの小形のものから15ミリメートルを超える大形のものまである。胸背に普通3本の太い黒色縦条をもち、腹部背面は市松模様を示す。背側剛毛が4本、雄の額(がく)の幅が広く、左右の複眼が額の中央で接近しないのが特徴。雌成虫はいずれも卵胎性で1齢幼虫を産む。ヤチニクバエ亜科Agriinae、ヤドリニクバエ亜科Miltogrammatinae、ハチノスヤドリニクバエ亜科Macronychiinaeのものは、おもに幼虫がハチ類の巣に寄生する。ニクバエ亜科Sarcophaginaeは一部バッタやガの幼虫に寄生するものもあるが、おもに腐肉に発生するのでこの名がある。センチニクバエBoettcherisca peregrinaはくみ取り便所に発生する衛生害虫で、ときに生肉や魚に産み付けられた幼虫を食べることによって、ヒトの蠅咀(はえうじ)症(消化器ハエウジ症)を引き起こす。体の紋様から古くはシマバエとよばれたこともある。[倉橋 弘]

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