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ノルマン・コンクエスト Norman Conquest

翻訳|Norman Conquest

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世界大百科事典 第2版の解説

ノルマン・コンクエスト【Norman Conquest】

ノルマン人のイングランド征服をいい,1066年ノルマンディーウィリアムがイングランドを征服して王となり,ノルマン朝を創始した事件。イギリス中世史上,一大画期をなす。この年の初め,アングロ・サクソンウェセックス家の王統を継ぐエドワード懺悔王が嗣子なくして死ぬと,その義弟にあたるウェセックス伯ハロルド(1022?‐66)が王を称した。しかしウィリアムは,自分が懺悔王の遠縁にあたること,懺悔王が以前から自分に王位を約束していたこと,またかつてハロルドが自分に臣従を誓ったことなどを理由に,王位を要求してイングランド侵入を準備した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内のノルマン・コンクエストの言及

【イギリス】より

… 英語は本来ゲルマン語の系統に属するもので,11世紀ころまで使われていた古英語(アングロ・サクソン語とも呼ばれる)は,今日のドイツ語や北欧語のように,純粋なゲルマン語の語彙をもっていた。ところが,11世紀のノルマン人征服(ノルマン・コンクエスト)以来フランス語系統の単語が,特に上層階級から侵入して来て,ここでもゲルマンとラテンの二つの流れがぶつかり合うこととなった。例えば,生きている牛を指す語はbull,oxなのに,それが食肉になるとbeefであるが,beefは牛を意味するフランス語が語源となっている(現代フランス語ではbœuf)。…

【英語】より

…1066年フランスのノルマンディー公ウィリアムがイングランドの王位継承権を主張して来攻,英王ハロルドは敗れて,ノルマンディー公がイングランド王を兼ねることになった。いわゆるノルマン・コンクエストである。ノルマン人は本来北欧人で,10世紀にフランス王はこれを懐柔するため彼らに土地を与え,その首領を封建諸侯に列せしめた。…

【甲冑】より

…初めは柳の枝を編み上げた上に皮革を貼った長方形の大きな楯を用いたが,のちに鉄板を張った円形の,表面にいくつか突起をつけた楯が出現する。 バイユーのタピスリーはノルマン・コンクエスト(1066)の情景を描いた長大な絵巻物で,当時の,少なくとも製作当時(12世紀初め)の甲冑を知る貴重な材料である。すでに,そこには長槍を構えた騎士の突撃戦が描かれているが,騎兵歩兵を問わず甲冑はまだ比較的簡単である。…

【武器】より

…これら金属馬具によって馬匹の機動力が飛躍的に向上した結果,騎馬戦が決戦の方法となり,これに伴って武器も変化して大型の槍と強固な盾が出現する。重装騎兵の衝突戦の優位が決定的に立証されたのは,おそらくノルマン・コンクエスト(1066)である。この征戦を絵巻物風に描出した《バイユーのタピスリー》(別名《マティルダの綴織》。…

※「ノルマン・コンクエスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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