ノートルダム寺院(読み)ノートルダムジイン

世界遺産情報の解説

ノートルダム寺院

パリのセーヌ川に浮かぶシテ島に建つ大聖堂ノートルダム寺院。1163年パリ司教シュリーによって着工し、完成までに200年もの歳月を費やしたこの建物は、当時のゴシック建築技術の粋を集めて造られ、その美観のみならず耐久性や強度の面でも高く評価されています。ゴシック建築の最高峰ともいわれており、荘厳な姿は目を見張るものがあります。建物に施された装飾や彫像ステンドグラスなどは美術史的に重要なものばかりで、さらに、ジャンヌ・ダルクの審判、ナポレオン戴冠式など数々の歴史的行事が行われた場所としても有名です。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

大辞林 第三版の解説

ノートルダムじいん【ノートルダム寺院】

パリのシテ島にあるフランスゴシック建築を代表する大聖堂。1163年起工。1245年頃完成。南塔と北塔を配し、中央入り口の上に大きな薔薇ばら窓がある。また、すぐれた彫刻群によって装飾されていることでも名高い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

知恵蔵miniの解説

ノートルダム寺院

フランス・パリの中心部、セーヌ川に浮かぶシテ島にある、ゴシック様式を代表する建築物。1163年に起工し、1345年に完成した。15世紀にはジャンヌ・ダルクの審判、1804年には皇帝ナポレオンの戴冠式が行われるなど、歴史的な出来事の舞台としても広く知られる。18世紀末のフランス革命時に建物の一部が破壊されたが、19世紀には修復が行われた。1991年、周囲の文化遺産とともに、ユネスコの世界文化遺産に「パリのセーヌ河岸」という名称で登録された。2019年4月15日、火災により屋根が炎上し、高さ90メートルほどの尖塔が焼け落ちた。フランス政府は5年後の24年の完工を目指して尖塔を再建する方針を示した。

(2019-4-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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