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ハイベア Heiberg, Johan Ludvig

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハイベア
Heiberg, Johan Ludvig

[生]1791.12.14. コペンハーゲン
[没]1860.8.25. ボンデルプ
デンマークの劇作家,評論家,詩人。ヘーゲルの崇拝者としての著作もあるが,教壇を去って劇界に投じ,名女優として知られた夫人とともに演劇界に君臨,フランスのボードビルを紹介,劇壇に新風を吹込み,また文芸紙を主宰して思想界でも指導的役割を演じ,アンデルセンキルケゴール,イプセンらに影響を与えた。代表作『妖精の丘』 Elverhøj (1828) ,『死後の魂』 En Sjæl efter Døden (41) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハイベア【Johan Ludvig Heiberg】

1791‐1860
デンマークの作家。19世紀前半の文学・演劇界の中心人物。古典語のほか,動・植物学,昆虫学,数学,天文学を修めた学者で,フランス遊学より持ち帰ったボードビル劇を手本に同種の作品を執筆,王立劇場で上演し,同劇場の支配人をも務めた(1849‐56)有力者であった。音楽とバレエ演劇を総合した彼の作品《妖精の丘》(1828初演)は国家祝賀のおりに上演される華やかで美しい作品で,今日なお全国民に愛されている。【岡田 令子】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハイベア
はいべあ
Johan Ludvig Heiberg
(1791―1860)

デンマークの批評家、劇作家。初めヘーゲル哲学者として名をなすが、劇評家、王立劇場舞台監督となる。一世の名女優を妻とし、また有力新聞主筆として19世紀中期の文壇に君臨。アンデルセン、キルケゴール、イプセンらは彼の指導を受けている。ロマン派の感傷を嫌い理知的作風を愛し、おもにボードビル(風刺的軽喜劇)を書く。代表作は『妖精(ようせい)の丘』(1828)、『死後の魂』(1841)など。[山室 静]

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