日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ハウ(Elias Howe)はうElias Howe(1819―1867) 裁縫用ミシンの発明者。アメリカ東部の農家に生まれる。生まれながらに足に障害があったが、機械好きで明るい性格であった。今日のミシンの縫合原理による裁縫機械を開発し、1846年特許をとり、イギリスのコルセット会社にわずか250ポンドで権利を売却。アメリカで彼の考案を骨格としたミシンがシンガーらによって製造され、特許侵害で争って勝訴し、1867年までアメリカ国内で製造されるすべての裁縫用ミシンから特許料を得た。[篠原 昭][参照項目] | シンガー | ミシン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例