コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハクビシン ハクビシンPaguma larvata; masked palm-civet

4件 の用語解説(ハクビシンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハクビシン
ハクビシン
Paguma larvata; masked palm-civet

食肉目ジャコウネコ科。体長 60cm,尾長 50cm内外。足が短く,やや胴長の感じがする。体は灰褐色ないし黒褐色で,背面が濃く,腹面は淡色。鼻筋に白線があり,頬,眼の下なども白い。おもに樹上にすみ,小動物,果実などを食べる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

ハクビシン

食肉目ジャコウネコ科の哺乳(ほにゅう)類。体長51〜76cm,尾50〜64cmほど。体は灰褐色,顔は黒く,鼻すじや眼の上下は白い。アジア東・南部に分布。おもに森林に単独ですみ,木登りがうまい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

知恵蔵miniの解説

ハクビシン

東南アジアからアフリカまで広く分布する食肉目ジャコウネコ科の生物。体長50〜60センチメートル、尾長約40センチメートル前後。鼻すじに白いスジがあるのが名前の由来で、体は灰褐色、尾は黒く長い。果実や昆虫、爬虫類などを食べる雑食性で特に果実を好む。夜行性で木や外壁を登ることができる。繁殖力が高く年に一度、子どもを2~3頭産む。日本にも生息している帰化生物で日本全国で生息が確認されている。近年、都市部でのハクビシンによる被害が急増している。市街地の住宅に入り込んだり、屋根裏に住み着き、騒音やフンの悪臭などの問題を起こしたり、果樹などの庭木を荒らしたりする被害が相次いでいる。自治体の中にはハクビシンについてのトラブル回避のためのガイドラインを発表しているところも多い。

(2015-4-17)

出典|朝日新聞出版
知恵蔵miniについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハクビシン
はくびしん / 白鼻心
masked palm civet
[学]Paguma larvata

哺乳(ほにゅう)綱食肉目ジャコウネコ科の動物。中国南部、チベット、インド、マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、海南島、台湾などに生息する。日本では、四国四県、静岡、山梨、長野、愛知、神奈川、東京、茨城、福島、山形、宮城などの各都県に生息し、とくに静岡県や四国では、果樹や農作物を食害することがある。頭胴長は50~70センチメートル、尾は細長く30~50センチメートル、体重は3~5キログラム。体色は一般に灰茶色であるが、頭部、四肢の先、尾は黒い。額から鼻すじにかけて白帯があるほか、両目の下、耳の根元などにも白斑(はくはん)がある。
 日本では、平地や山地の林、果樹園や畑地の周辺などに、単独か数頭の小集団をつくってすむ。冬期には、一つの穴に十数頭が集まって越冬することもあるらしい。日中は岩穴や樹洞などで過ごし、夜間活動する。雑食性で、ネズミ、昆虫、カニなどから果実、木の葉や茎などを食べる。繁殖は、春秋の年2回、1産3、4子と思われる。また本種は、日本に昔からいたものか、人が持ち込み飼育していたものが逃走し野生化したものか、議論の分かれている動物である。[古屋義男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ハクビシンの関連キーワード加藤愛香トパーズ唐古(からこ)・鍵遺跡環状木柱列ウッドサークル土俵アカゲザルアズキ(小豆)アナゴアマゾンユリ

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ハクビシンの関連情報