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ハナバエ ハナバエ Anthomyiidae; anthomyiid fly

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナバエ
ハナバエ
Anthomyiidae; anthomyiid fly

双翅目ハナバエ科に属する昆虫の総称。小型ないし中型のハエで体は比較的細く,剛毛があり,体色は多くは黒色,灰色または暗黄褐色である。イエバエに似るが,翅の中脈がほとんど湾曲せず,小楯板 (しょうじゅんばん) 下方に微毛が生える。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナバエ
はなばえ / 花蠅
anthomyiid flies

昆虫綱双翅(そうし)目短角亜目ハエ群のハナバエ科Anthomyiidaeの総称。この科は小形から中形、体の地色は主として黒色で、灰褐色ないし黄褐色の微粉を装うものが多い。体はやや細形で、動作は活発である。はねは透明で、斑紋(はんもん)は不明瞭(ふめいりょう)で、中脈は単純で屈曲しない。幼虫は腐食性のものが多いが、潜葉性のものもある。
 代表種のヒメイエバエFannia canicularisは、体長5~6ミリメートル、翅長4.5ミリメートル。体は黒っぽいが、雄の腹部第2~第3節には黄褐色の斑紋がある。人家の内外に多い。幼虫は扁平(へんぺい)なウジで、体長は7ミリメートルに達し、褐色で、背面には多くの棘(きょく)状の突起がある。水分の少ない腐敗物のほか、漬物の糠(ぬか)にも発生する。アカザモグリハナバエspinach leafminer/Pegomyia hyoscyamiは、体長5.5~6ミリメートル、翅長6~6.5ミリメートル。体は灰黄褐色粉で覆われ、胸部背面には不明瞭ながら雄では3本の、雌では1本の暗褐色縦条が認められる。腹部背線は暗色で太い。幼虫はアカザ、ホウレンソウの葉潜りで、数頭で大きな共同の孔道をつくる。[伊藤修四郎]

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