アメリカのジャズ・ビブラホーン(バイブ)、ドラム、ピアノ奏者、歌手。ケンタッキー州ルイビル生まれ。アラバマを経てシカゴで育った。少年時代にさまざまな打楽器とザイロホーン(木琴)を学ぶ。15歳からドラム奏者として地方の楽団に参加。1928年カリフォルニアに移住し、レス・ハイト楽団などに加入する。30年ルイ・アームストロングの録音に参加したとき、ルイにすすめられてバイブを弾いたことからバイブ奏者に転向した。34年、自身の楽団を結成。36年から40年までベニー・グッドマン・カルテットのメンバーとしても活躍。その間に自身の録音も行い、多数の名演盤を残した。40年9月ビッグ・バンド結成。激しくジャンプする黒人色の濃い演奏で人気をよび、『フライング・ホーム』Flying Home(1943)、『ハンプズ・ブギウギ』Hamp's Boogie Woogie(1944)などが大ヒットとなる。以来さまざまなジャズメンと共演、バイブをジャズ楽器として定着させた巨人として知られる。95年に豪華ゲストを迎えたアルバム『音楽の愛のために』For the Love of Musicが評判になった。
[青木 啓]
『Lionel Hampton, Jim HaskinsHamp ; An Autobiography(1993, HarperCollins)』
アメリカ合衆国、バージニア州南東部の港湾都市。チェサピーク湾の入口に位置する。人口14万6437(2000)。ジェームズ川を挟んだ対岸はノーフォーク。南西約11キロメートルにあるニューポート・ニューズと経済的な結び付きが強い。漁業、魚・カニ・カキの加工、漁船の建造が行われる。1610年に定住が始まり、合衆国でもっとも古い集落の一つといわれる。1849年に町となった。
[菅野峰明]
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アメリカ合衆国バージニア州南東部,チェサピーク湾に注ぐジェームズ川河口の港湾都市。人口14万5579(2005)。ジェームズ川を挟んで対岸のノーフォークや南西約11kmのニューポート・ニューズなどとともにハンプトン・ロード港を形成している。漁業および魚・カニ・カキの加工,漁船の建造が行われる。1610年ジェームズタウンからやってきた植民者によって定住が始まり,合衆国で最も古い集落の一つ。1849年に町制,1903年に市制施行。
執筆者:菅野 峰明
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