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バレンボイム

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百科事典マイペディアの解説

バレンボイム

アルゼンチン出身のピアノ奏者,指揮者。ウクライナユダヤ人で,ブエノス・アイレス生れ。オーストリアのモーツァルテウム音楽院などに学んだ。E.フィッシャーらに師事し,フランス近代音楽の演奏を得意とする。

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世界大百科事典 第2版の解説

バレンボイム【Daniel Barenboim】

1942‐
アルゼンチン出身のピアニスト,指揮者。ユダヤ人の家系に生まれ,幼少の頃から家庭内で音楽に親しんだ。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でピアノと指揮を学ぶ。さらにパリとローマに留学。初めピアニストとしてデビューし,1960年代になると指揮者としても活躍するようになる。情感の豊かな色彩的な音楽づくりに優れ,ベルリオーズサン・サーンスラベルらフランス近代音楽の演奏を得意とする。66年ピアニストとして初来日。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バレンボイム
ばれんぼいむ
Daniel Barenboim
(1942― )

イスラエルの指揮者、ピアノ奏者。両親はユダヤ系ウクライナ人で、ブエノス・アイレスに生まれた。初め父にピアノを学ぶ。10歳のときからザルツブルク、パリ、ローマに留学、マルケビッチ、E・フィッシャー、N・ブーランジェNadia Boulanger(1887―1979)などに師事、1950年代なかばからピアノ奏者として活動。62年イスラエルで指揮者としてデビュー、ロンドンイギリス室内管弦楽団を指揮して名をあげ、世界各地の管弦楽団に客演。75~89年パリ管弦楽団音楽監督。91年シカゴ交響楽団音楽監督に就任、あわせて92年からベルリン国立歌劇場音楽総監督も務めている。1966年(昭和41)初来日。
 ピアノと指揮を両立させてきた数少ない演奏家だが、1970年代後半からは指揮に重点を移し、可ならざるはなしといえるほど広いレパートリーをもち、それに磨きをかけ、深い表現力を具(そな)えるに至った。91年に自伝『A Life in Music』(邦訳『音楽に生きる』)を出版。2002年ベルリン国立歌劇場を率いて来日、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環(ゆびわ)』全曲公演を指揮して評価を高めた。[岩井宏之]
『蓑田洋子訳『音楽に生きる――ダニエル・バレンボイム自伝』(1994・音楽之友社) ▽吉田秀和著『吉田秀和全集13 音楽家のこと』新装復刊版(2001・白水社)』
「バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏『シューベルト:交響曲全集』CD4枚組(1997・ソニー・ミュージックエンタテインメント) ▽『モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集』全5巻(1998・東芝EMI) ▽バレンボイム指揮、ベルリン・シュターツカペレ演奏『ベートーヴェン:交響曲全集』CD6枚組(2000・ワーナーミュージック)」

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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