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バーンズ Barnes, Barnabe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バーンズ
Barnes, Barnabe

[生]1569頃
[没]1609
イギリスの詩人,劇作家。オックスフォード大学で学ぶ。 P.シドニーの影響を受けて書いたソネット連作『パーセノフィルとパーセノフィ』 Parthenophil and Parthenophe (1593) や悲劇『悪魔の特許』 The Devil's Charter (1607) などがある。

バーンズ
Barnes, Sir Kenneth

[生]1878.9.11. ヘビトリー
[没]1957.10.16.
イギリスの演劇人。フルネーム Sir Kenneth Ralph Barnes。女優バイオレット・バンブラ,アイリーン・バンブラの弟。1909~55年ロンドンのロイヤル演劇アカデミーの校長を務め,多くの若い俳優を育成した。1952年バンブラ劇場を設立。自伝『ようこそ,友よ!』Welcome, Good Friends!(1958)がある。

バーンズ
Barnes, Thomas

[生]1785.9.16. ロンドン
[没]1841.5.7. ロンドン
イギリスのジャーナリスト。ケンブリッジ大学卒業後,G.ハント,C.ラム,W.ハズリットらと交わり,『リフレクター』や『エグザミナー』誌上で文学,演劇評論に健筆をふるう一方,『ロンドン・タイムズ』にも政治評論を寄稿した。 1817年『ロンドン・タイムズ』の編集長になり,同紙を世論形成に強力な影響を与える高級紙に仕上げた。政治的にはかなり急進的で,選挙改正運動などで中産階級の要求を代弁した。

バーンズ
Barnes, William

[生]1801.2.22. ドーセットシャー,バグバー
[没]1886.10.7. ウインターボーンケイム
イギリスの詩人,言語学者,聖職者。ケンブリッジ大学に学び,ケイムの教区牧師となった。ラテン系の語彙から英語を純化しようとしてドーセット方言で『田園生活の詩』 Poems of Rural Life (3巻,1844,59,63) を刊行,ハーディや G.M.ホプキンズにも影響を与えた。ほかに『英文法大要』 An Outline of English Speech-Craft (78) など。

バーンズ
Burnes, Sir Alexander

[生]1805.5.16. フォーファーシャー,モントローズ
[没]1841.11.2. カブール
イギリスの探検家,行政官。 1821年ベンガル軍の旗手。 23~29年カッチで政治的任務につき,31年インダス川上流部に派遣された。翌年ペシャワル,カブールを通り,ブハラ,マシュハド,カスピ海地方,テヘラン,ペルシア湾まで変装旅行。 36年政治的使命を帯びてアフガニスタン国王ドースト・ムハンマドのもとへ派遣された。 39年カブールに呼戻され,カブール駐在員となったが 41年暴動のなかで殺された。主著に"Map of Central Asia and Travels into Bokhara" (1834) がある。

バーンズ
Burns, Anthony

[生]1834.5.31. バージニア,スタフォード
[没]1862.7.27. カナダ,セントカサリンズ
アメリカ南北戦争前にバージニアの奴隷の身分から逃亡してついに自由の身分となった逃亡奴隷。 1854年逃亡してボストンで捕われたが,のち金で自由の身分を買取り,カナダバプテスト教会の牧師となった。

バーンズ
Burns, Arthur Frank

[生]1904.4.27. オーストリア,スタニスラウ
[没]1987.6.26. メリーランド,ボルチモア
オーストリア生れのアメリカの経済学者。少年時代にアメリカへ渡り,コロンビア大学卒業後,ラトガーズ,コロンビア両大学の経済学教授を歴任。 1953~56年アイゼンハワー政権下の大統領経済諮問委員長,57~67年全米経済研究所 NBER所長。 69年ニクソン大統領の顧問になり,70~77年アメリカ連邦準備制度理事会理事長に就任し,71年8月の金・ドル交換停止立案などにあたった。経済変動やインフレなどの政策問題への関心が強かった。主著『インフレなき繁栄』 Prosperity without Inflation (1957) ,『繁栄のマネジメント』 The Management of Prosperity (66) ,『変化する世界の景気循環』 The Business Cycle in a Changing World (69) 。

バーンズ
Burns, Robert

[生]1759.1.25. エアシャー,アロウェー
[没]1796.7.21. ダムフリーズ
スコットランドの詩人。貧農の家に生れたが,『詩集-主としてスコットランド方言による』 Poems,Chiefly in the Scottish Dialect (1786) で抒情と風刺の詩人として名声を確立。また J.ジョンソンの『スコットランド音楽博物館』 (5巻,87~97) で,スコットランドの歌謡の収集,校訂,改作に協力,また,トムソンの『初期スコットランド音楽選集』 (4巻,93~1805) に自作の多くを寄稿した。粗野で土の香り豊かな方言を駆使する一方で,ヒロイック・カプレットスペンサー連のような高雅な詩型をもよくした。主作品『二十日鼠に』 To a Mouse (85) ,『オールド・ラング・サイン』 Auld Lang Syne (88) ,『シャンターのタム』 Tam o'Shanter (90) ,『ドーン河畔』 The Banks of Doon (91) ,『赤い赤いばら』A Red,Red Rose (96) 。

バーンズ
Byrnes, James Francis

[生]1879.5.2. サウスカロライナチャールストン
[没]1972.4.10. サウスカロライナ,コロンビア
アメリカの政治家。 1903年独学で法曹界に入り,10~25年下院議員 (民主党) ,31年上院議員,41年最高裁判所判事。第2次世界大戦中は経済安定局長官,戦時動員局長官を歴任。 45年 H.トルーマン大統領のもとで国務長官として外交を担当し,ポツダム会談など多くの重要な国際会議に出席した。最初は平和外交政策により対ソ協調派であったが,対外折衝を通じて対ソ強硬派に変り,西欧諸国に対しソ連の軍事的脅威が続くかぎりアメリカ軍をヨーロッパに駐留させると約束した。 51~55年サウスカロライナ州知事。

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百科事典マイペディアの解説

バーンズ

英国の詩人。スコットランドの農民出身で早くから民謡古謡に親しみ,方言を駆使して生命感ユーモアにあふれる抒情詩風刺詩を書いた。《愉快な乞食たち》(1799年)《ねずみ》《オールド・ラング・サイン(蛍の光)》《シャンターのタム》(1795年)《ライ麦畑をこえて》など。

バーンズ

米国の政治家。約30年間上・下両院議員を勤め民主党幹部として重きをなした。第2次大戦中ローズベルト大統領の下で経済面を指導。のち国務長官(1945年―1947年)として戦後外交を担当,ポツダム宣言と日本の降伏を処理した。

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世界大百科事典 第2版の解説

バーンズ【James Francis Byrnes】

1879‐1972
第2次大戦から戦後にかけてのアメリカの政治家。サウス・カロライナ州選出の民主党上院議員からF.D.ローズベルト政権の最も有力な行政官となった。最高裁判事(1941‐42)を経て,1942年に経済安定局の長官,翌年には戦争動員局長官となり,大統領の厚い信任を受けて,戦時の内政と外交にまたがる大きな足跡を残した。45年7月,トルーマン大統領によって国務長官に任命され,ポツダム宣言と日本の降伏を処理した。

バーンズ【Robert Burns】

1759‐96
イギリス,スコットランドの国民詩人。アロウェーの粘土小屋で貧農の子として生まれた。借地の農地を移り住みながら,父のきびしい教育をうけ,母からスコットランドの伝説や古謡を習った。読書と農耕生活のなかで詩才をみがき,1780年には〈ターボルトン独身クラブ〉を創設,詩作や社会活動に従事した。86年には《おもにスコットランド方言による詩集》(キルマーノック版)を出して詩人としてデビューした。エジンバラの社交界で一時もてはやされたが,経済事情は好転しなかった。

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大辞林 第三版の解説

バーンズ【Robert Burns】

1759~1796) イギリスの詩人。スコットランド方言で庶民の生活感情をうたいあげ、国民詩人と仰がれる。代表作「オールド-ラング-サイン」(「蛍の光」の原詩)

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367日誕生日大事典の解説

バーンズ

生年月日:1805年5月16日
イギリスの探検家,行政官
1841年没

バーンズ

生年月日:1889年6月15日
アメリカの歴史学者,社会学者
1968年没

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世界大百科事典内のバーンズの言及

【エア】より

…エア川(Ayrは〈流れの急な清流〉を意味するゲーリック語arから派生)の南岸に位置する。スコットランドの国民詩人ロバート・バーンズは5km南のアロウェーAllowayの出身で,彼の歌った13世紀の〈古橋Auld Brig〉は今も残っている。クライド川地域にとって代わられるまで中世を通じて西部沿岸の主要港湾であった。…

【蛍の光】より

…学校の卒業式や送別の会で愛唱されている歌。原曲はスコットランド民謡詩人R.バーンズが作詞して1794年発表した《Auld Lang Syne(久しき昔)》で,イギリス,アメリカでは送別歌として普及した。日本では文部省音楽取調掛編《小学唱歌集初編》(1881)に《蛍》の題で取り上げられ,のち〈蛍の光〉として広まった。…

※「バーンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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