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パピエ・マシェ papier mâché[フランス]

世界大百科事典 第2版の解説

パピエ・マシェ【papier mâché[フランス]】

パルプ(紙パルプ)にチョーク(白亜),接着剤,砂などを混合した,流動状の素材をいう。これを鋳型に流し込み,加熱して固形化する。主として家具や調度の部材用に使われ,表面をなめらかに磨き,漆や塗装を施す。さらに装飾効果を高めるために,青貝などの象嵌蒔絵などを施すこともある。このような素材は元来東洋起源のものであるが,西洋では17世紀にはじめてフランスに現れ,イギリスには17世紀後期に導入された。その後,1772年にバーミンガムのヘンリー・クレーは数枚の特殊な紙に接着剤を加えて加熱し,自由な形に成型したパネルを考案し,その特許を取得した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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