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パラッツェスキ パラッツェスキ Palazzeschi, Aldo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パラッツェスキ
パラッツェスキ
Palazzeschi, Aldo

[生]1885.2.2. フィレンツェ
[没]1974.8.17. ローマ
イタリアの詩人,小説家。本名 Giurlani。たそがれ派の詩人として出発したが,マリネッティを知り未来派に接近,さらに『ボーチェ』誌に拠って作品を発表した。主著『ピラミッド』 La piramide (1926) ,『マテラッシ姉妹』 Sorelle Materassi (34) ,『11月の寓意』 Allegoria di novembre (43) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

パラッツェスキ【Aldo Palazzeschi】

1885‐1974
イタリアの作家,詩人。本名ジュルラーニAldo Giurlani。フィレンツェの裕福な家庭に生まれる。未来派の運動に共鳴し,《反悲劇宣言》(1913)を著して,同派のもつユーモアと風刺の側面を擁護した。言語の実験と風刺に満ちた《ペレラの法典》(1911)は未来派を代表する小説と評価されている。しかしのちに同派を離れ,自然主義的な作風に転じ,《マテラッシ姉妹》(1934),《クッコリ兄弟》(1948)といった傑作を書いた。

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大辞林 第三版の解説

パラッツェスキ【Aldo Palazzeschi】

1885~1974) イタリアの詩人・小説家。対照的な二つの思想、未来主義とデカダンスに傾倒し、アイロニーとグロテスクを武器に日常の憂鬱を描いた。小説「ペレラの法典」、詩集「放火犯」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パラッツェスキ
ぱらっつぇすき
Aldo Palazzeschi
(1885―1974)

イタリアの詩人、小説家。フィレンツェに生まれる。形骸(けいがい)化した伝統の破壊を唱える未来派の運動に加わり、『ポエジーア』誌や『ラチェルバ』誌に詩作を発表。また、特異な構成をもつ寓意(ぐうい)小説『ペレラの法典』(1911)は、実験的な文体と苦いユーモアを特色とし、いまもなお代表作の一つとされている。第一次世界大戦の勃発(ぼっぱつ)に伴い、参戦論を唱えたマリネッティや、未来派の運動から決定的に遠ざかる。その後、2人の老女のささやかな希望がついえていくさまを、リアリスティックに描いた長編小説『マテラッシ姉妹』(1934)を発表した。第二次大戦後は、一時、若いときの作品の改作などをしていたが、短編集『完璧(かんぺき)な道化』(1966)を境にしてシュルレアリスティックな作風に戻り、とりわけ寓意と幻想に満ちた長編『統領』(1967)や『ステファニーノ』(1969)、『ある友情の歴史』(1971)では、衰えることを知らない実験精神を示した。[川名公平]

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