コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヒキガエル(蟇∥蟾蜍) ヒキガエルtoad

翻訳|toad

世界大百科事典 第2版の解説

ヒキガエル【ヒキガエル(蟇∥蟾蜍) toad】

カエル目ヒキガエル科Bufonidaeに属する両生類の総称,またはニホンヒキガエルの別名(イラスト)。約31属366種がオーストラリアなど一部を除く世界各地に広く分布する。体長10~15cmの大型種が多く,最大はヒキガエル属Bufoの熱帯アメリカに分布するオオヒキガエルB.marinus(イラスト)やコロンビアヒキガエルB.blombergiの最大体長20cmあまり。しかし南アフリカのローズヒキガエルB.roseiは体長約3cm,東南アジアのモリヒキガエル属Pelophryneなどは2~3cmに過ぎない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のヒキガエル(蟇∥蟾蜍)の言及

【カエル(蛙)】より

…無尾目Anuraに属する両生類の総称で,成体は完全に変態し幼生(いわゆるオタマジャクシ)とは形態を異にする。英名は一般にはfrogであるが,ヒキガエルのような外観のものをtoadと呼ぶことが多い。極地を除く世界の各大陸に分布し,平地から高地,海水を除く水中から砂漠地帯まで,あらゆる環境に適応放散してすみついている。…

【カエル(蛙)】より

…無尾目Anuraに属する両生類の総称で,成体は完全に変態し幼生(いわゆるオタマジャクシ)とは形態を異にする。英名は一般にはfrogであるが,ヒキガエルのような外観のものをtoadと呼ぶことが多い。極地を除く世界の各大陸に分布し,平地から高地,海水を除く水中から砂漠地帯まで,あらゆる環境に適応放散してすみついている。…

【ガマ(蝦蟇)】より

ヒキガエルの俗称。〈びっき〉などの異名があり,日中物陰にいて夕方に現れ昆虫や蠕虫(ぜんちゆう)類を舌を出してとらえるが,すばやいため虫が自然に口中に引き込まれるように見え,〈ひき〉の名が出たらしい。…

【ガマの油売】より

…この軟膏は,外傷やひび,あかぎれ,やけどなどの治療に効果があるといわれ,軍中膏として用いられた。ヒキガエル(ガマ)が敵に向かったり,ある刺激を加えられたときに分泌する白い液を収集し薬として売られていたもの。しかし,薬としての効用よりも,江戸時代から明治にかけ,縁日や祭りの街頭でおもしろおかしい口上で客を集めて香具師が販売したその口上のおもしろさがむしろ有名である。…

【毒腺】より

…両生類,魚類には皮膚腺が毒液を分泌するものがある。ヒキガエルの耳旁(じぼう)腺はその例である。オニダルマオコゼ類やゴンズイでは背鰭棘(はいききよく)の基部の皮膚中にあり,棘を通じて毒が出される。…

※「ヒキガエル(蟇∥蟾蜍)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ヒキガエル(蟇∥蟾蜍)の関連キーワード南アフリカ

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android