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ビクトリア滝 ビクトリアタキ

デジタル大辞泉の解説

ビクトリア‐たき【ビクトリア滝】

Victoria Falls》アフリカ南部、ザンビアとジンバブエとの国境を流れるザンベジ川の上流にかかる滝。幅約1.7キロメートル、落差約120メートル。1855年にリビングストンが到達。滝の周辺はザンビア側のモシ‐オ‐トゥニャ国立公園、ジンバブエ側のビクトリア滝国立公園およびザンベジ国立公園に指定されている。1989年「モシ‐オ‐トゥニャ/ビクトリアの滝」の名で世界遺産(自然遺産)に登録された。「モシ‐オ‐トゥニャ」は、現地語で「雷鳴の轟(とどろ)く水煙」の意。

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百科事典マイペディアの解説

ビクトリア滝【ビクトリアたき】

アフリカ南部,ザンベジ川中流,ザンビアとジンバブエの境にある滝。幅1600m,落差最大150m。滝に近接してザンベジ川を渡る鉄道・道路橋がかかる。観光地として有名で,1989年両国の共同遺産として世界自然遺産に登録された。
→関連項目リビングストン

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世界大百科事典 第2版の解説

ビクトリアたき【ビクトリア滝 Victoria Falls】

アフリカ南部,ザンビアとジンバブウェの国境を流れるザンベジ川中流の滝。1855年,イギリス人D.リビングストンが〈発見〉,時のイギリス女王の名を与えた。玄武岩床が造瀑層となっており,滝の上にはいくつかの島があるが,全体の幅は約1700mにおよぶ。落差は季節変動が大きい(最大150m,最小110m)。滝つぼから下流は蛇行する深い峡谷となっている。滝を中心としてザンビア側には動物保護区が,ジンバブウェ側には国立公園が,それぞれ設けられ,乾季の6~10月を中心に多くの観光客を集める。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビクトリア滝
びくとりあたき
Victoria Falls

アフリカ南部、ザンビアとジンバブエの国境を流れるザンベジ川にかかる滝。滝のすぐ上流側で川は浅く広くなり、滝の幅は全体で約1700メートルであるが、島があって四つの部分に分かれている。落差は118メートル。水量は雨期と乾期とで違い、もっとも多くなる4~5月には毎分30万立方メートルもの水が、第三紀の玄武岩の高原にできた狭い割れ目の中に轟音(ごうおん)とともに流れ落ちる。1855年にリビングストンが発見して、当時のイギリス女王にちなんで命名した。1989年に世界遺産の自然遺産として登録されている(世界自然遺産)。現地のマコロク人の呼称はモシ・オ・トゥニャMosi-oa-tunya(「とどろく煙」の意)である。川の北岸のザンビア側は動物保護区、南のジンバブエ側は国立公園となっていて、6~10月の乾期を中心に多数の観光客が訪れる。滝のすぐ下流で、水面から94メートルの高さに長さ198メートルの鉄橋が架かり、ケープ・タウンからルサカに通じる鉄道が通っている。1938年に発電所がつくられた。[中村和郎]

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世界大百科事典内のビクトリア滝の言及

【滝】より

…世界で最大の落差を有する滝はベネズエラのアンヘル(エンジェル)滝で979mに及ぶ。滝となって落下する水量の多い点で,世界の三大滝はアメリカとカナダの国境にあるナイアガラ滝(高さはアメリカ滝51m,カナダ滝48m),ブラジルとアルゼンチン国境のイグアス滝(高さ70m),ザンビアとジンバブウェとの間のビクトリア滝(高さ150m)である。ちなみにビクトリア滝の落下水量は毎分30万m3ほどである。…

※「ビクトリア滝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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