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ビストゥン(英語表記)Bistun

百科事典マイペディアの解説

ビストゥン

イラン西部のザーグロス山脈中にある地名で,古代ペルシアの磨崖碑文で名高い。ベヒスタンBehistan,ビヒストゥンBihistunとも。碑にはアケメネス朝ダレイオス1世のペルシア帝国建設の偉業がペルシア語,エラム語,バビロニア語で記されており,政敵の群像が浮彫されている。碑文はローリンソンによって解読され,1846年以降発表された。
→関連項目金石文

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世界大百科事典 第2版の解説

ビストゥン【Bīsutūn】

イラン西部,ケルマンシャーの東32kmにある村。その名は北側にそびえる山の古名バガスターナ(〈神の座〉の意)に由来し,ベヒスタンBehistan,ビヒストゥンBihistūnとも呼ばれる。有名なダレイオス1世の碑文は約70mの高所の切り立った岩壁に刻まれているが,そのふもとには旧石器時代の洞窟遺跡,メディア期に想定される祭祀遺跡と城砦跡,セレウコス朝時代のヘラクレス像,パルティアのミトリダテス2世とゴタルゼス2世の浮彫がある。

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