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ビハーラ ビハーラ vihāra

翻訳|vihāra

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビハーラ
ビハーラ
vihāra

古代インドにおける仏教またはジャイナ教の僧や尼僧が,修行のために集団生活をした宿舎もしくは道場。僧堂,僧房,僧坊,精舎などと訳される。狭義には寺院内の居住用施設をさし,共存するストゥーパ (仏塔) ,チャイティヤ (祠堂) などと区別されるが,広義には寺院全体をいう。

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百科事典マイペディアの解説

ビハーラ

インドの僧房。方形の中庭をとりまく僧房列からなり,僧房の前に回廊がある。石窟寺院では2〜3層のものもあり,エローラ石窟のものが名高い。
→関連項目アジャンター

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世界大百科事典 第2版の解説

ビハーラ【vihāra】

サンスクリットで散策すること,およびその場所をさす原義から,仏教やジャイナ教の出家者の住房,さらには僧院,精舎を意味し,音訳して毘訶羅(びから)という。出家修行者は元来は遊行を続け定住せず,遊行が不可能な雨季には仮設の住房で共同生活を送った。しかし釈迦の在世中から定住する傾向が生まれ,やがて常設の僧院が出現した。さらに主として在家信者が崇拝していたストゥーパと僧院とが結びつき伽藍が成立した。その定型化した形式は,窟院では方形の広間の三方に小部屋を,構築した僧院では中庭の四方に小部屋を並べ,広間や中庭は比丘たちの集会に用いられた。

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世界大百科事典内のビハーラの言及

【寺院建築】より

…やがて定住者の修道院としての機能や組織がととのえられてゆくが,この傾向はすでに釈迦在世中から見られるらしい。ビハーラとは比丘の住房を指し,後に語義が拡大されて僧院とか精舎を意味するようになった。釈迦在世中の僧院として祇園精舎や竹林精舎などの名が文献上知られるものの,その実態は明らかでない。…

【精舎】より

…サンスクリットのビハーラの漢訳語で,仏教寺院のこと。仏道に精進する者が住む舎という意味。…

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