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ファン・ボイ・チャウ Phan Boi Chau

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世界大百科事典 第2版の解説

ファン・ボイ・チャウ【Phan Boi Chau】

1867‐1940
ベトナム近代民族運動の創始者。巣南,是漢の号がある。ベトナム北部ゲアン省の読書人の家の生れ。1885年のバンタン(文紳)蜂起の失敗後,中国の変法思想や西欧思想の中国語訳本に親しみ,皇族盟主の擁立,外国援助による抗仏運動を計画した。1904年クオン・デ(彊)を盟主として維新会を結成,翌年渡日して《ベトナム亡国史》を著し,滞日中の梁啓超や在野の大隈重信などにベトナムの窮状を訴えた。またドンズー運動(日本遊学運動)を起こしてクォンデらを日本に呼びよせ,新越南公憲会を組織した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のファン・ボイ・チャウの言及

【維新会】より

…20世紀初頭のベトナム民族運動組織。1904年ファン・ボイ・チャウらを中心として組織された。盟主には皇族クオン・デ(彊)を推戴し,ベトナムの独立回復と立憲君主制の樹立を綱領とした。…

【光復会】より

ドンズー運動失敗の後,広東に移ったファン・ボイ・チャウらが1912年に設立したベトナムの革命組織。維新会の後身。…

【ベトナム】より

…こうしてベトナムは北部と南部という典型的な植民地下二重経済構造をつくりあげた。20世紀初頭,ファン・ボイ・チャウドンズー(東遊)運動ファン・チュ・チンの維新運動など,民族運動の近代化を志向する運動が起こったが,前者の革命路線も後者の啓蒙的改良運動もともにフランスの弾圧によって潰えた。 第1次大戦後,インドシナへの投資が拡大し,北部の鉱業,中南部のゴムのプランテーション,南部の米作の急激な発展は,労働者階級やサイゴンの地主,精米・輸出業者などのブルジョアジー,さらに知識人層を生み出した。…

※「ファン・ボイ・チャウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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