巣南(読み)すなみ

百科事典マイペディア 「巣南」の意味・わかりやすい解説

巣南[町]【すなみ】

岐阜県南西部大垣市に接する本巣(もとす)郡の旧町。揖斐(いび)川左岸の濃尾平野にある農村地域で,米,富有柿を中心とした果樹,花卉(かき)を産する。中心は中山道の旧宿場町美江寺(みえじ)で,樽見(たるみ)鉄道が通じ,大垣市への通勤者が多い。2003年5月,穂積町と合併して瑞穂市となる。11.77km2。1万1495人(2000)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「巣南」の意味・わかりやすい解説

巣南
すなみ

岐阜県南西部、本巣郡(もとすぐん)にあった旧町名(巣南町(ちょう))。現在は、瑞穂(みずほ)市の西部を占める一地区。1964年(昭和39)町制施行。2003年(平成15)穂積町と合併、市制施行して瑞穂市となる。旧巣南町地域は、樽見鉄道(たるみてつどう)が通じ、根尾川(ねおがわ)扇状地末端から自然堤防地帯にあたる。地域の中心地区の美江寺(みえじ)はかつて中山道(なかせんどう)の宿場町で、十七条、十八条などの地名は古くから開発されたことを物語るが、条里制遺構の地割は、基盤整備事業のため失われた。富有ガキ、バラの苗木サボテン、野菜などの生産が行われる。

[上島正徳]

『『巣南町史』(1978・巣南町)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巣南」の意味・わかりやすい解説

巣南
すなみ

岐阜県南西部の地域。旧町名。 1954年船木,鷺田,川崎の3村が合体,1964年町制。 2003年穂積町と合併して瑞穂市となった。揖斐川と根尾川の分流に囲まれた輪中地域で,米作地。富有柿,ナシ栽培も行なわれる。住宅地化が進んでいる。樽見鉄道が通る。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巣南」の解説

巣南 そうなん

?-? 戦国時代画家
水墨画をえがく。画風は相阿弥(そうあみ)風で,雪舟等楊(とうよう)の筆法をかねる。巣雪僊可(そうせつ-せんか)と同一人で,「巣南」は巣雪の印文の誤読ともいう。

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改訂新版 世界大百科事典 「巣南」の意味・わかりやすい解説

巣南 (すなみ)

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